2015年卒日産自動車の志望動機詳細（東京大学大学院/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

15年卒

理系

男性

学校名

：

東京大学大学院

職種

：

非公開

志望動機

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　R＆D部門において高熱伝導絶縁材料の開発に携わり、電気自動車（EV）の航続距離の改善やコストダウンに貢献したいです。近年の深刻化する環境問題を解決するためには、ゼロ・エミッションカーであるEVのさらなる大量普及が必要ですが、そのためには値段や一回の充電で走行できる航続距離を既存のガソリン車と同等にすることが必要だと考えています。そこで私は、高熱伝導絶縁材料を高性能化し、モーターやインバータの放熱性を向上させることでその実現に貢献したいです。これらの部品は大電流が流れる高電圧系部品であるため発熱しやすく、それが部品の性能に悪影響を及ぼします。放熱性を高めることは出力や変換効率の改善だけでなく、部品そのものの小型化・軽量化、劣化を防ぐことにもつながります。私は昨年、貴社のインターンシップに参加させて頂いた際にこの材料について勉強し、EVにもたらす可能性の大きさに魅力を感じました。また、材料の熱伝導率を向上させることだけでなく、実際に部品に組み込む際の成形性や高温・振動に対する耐久性など、クルマに搭載するための様々な技術的課題があることを知り、非常にやりがいのある仕事だと実感しました。私が学生時代に培ったナノマテリアルに関する知見や問題解決力、目標を達成するためのプロセス効率化の意識とインターンシップで得た知見を融合してEVの改善に貢献したいと考えたため、この仕事を志望します。

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