三菱重工業の秋冬インターン体験記(財務)_No.20509

三菱重工の財務部門の業務理解と実務体験を通じて、財務視点からの経営課題に対する改善提案を行う。

1日目は東京本社での実施で、企業説明や財務部門の業務解説に加えて、財務諸表分析や財務改善案を考えるワークに取り組みました。ワークでは、グループに分かれて財務データを分析し、資本コストの低減や財務効率の向上に向けた具体策を検討・発表しました。2日目は高砂製作所での現場見学を実施し、製造現場と財務判断の関係性を学びました。社員との座談会では、実際の財務戦略の立案プロセスやキャリア形成について話を聞き、業務のリアルな一面を知ることができました。

選考の一部免除

財務部門の業務が単なる数値管理にとどまらず、経営戦略に深く関与している点に強い魅力を感じました。特に、製造現場と財務判断が密接に結びついていることを、現場見学や社員座談会を通じて実感できた点が印象的でした。自分の将来像をより具体的に描くことができたため、志望度は大きく上昇しました。

個別面談あり

経済学部や商学部の学生が多く、財務諸表や財務指標に関する基礎知識を有していた。また、グループワークでも限られた時間内に本質的な課題を見極め、論理的かつ実行可能性の高い改善案を構築する力に優れていると感じた。

三菱重工の財務部門では、設備投資や資金調達に関する中長期的な戦略策定に深く関わることを学びました。財務諸表をもとに事業の課題を見極め、資本効率や資金コストに着目した改善案を構築するという業務の一端を体験し、財務職の社会的責任とやりがいを実感しました。また、製造現場との関わりの深さも知ることができ、数字の裏にある事業実態への理解が重要であると気づきました。

事前に財務指標や三菱重工の決算資料を読み、財務戦略の方向性や課題感を把握しておくと、ワークにおいて深い議論ができると思います。また、発言の多さよりも論理性や協調性が重視されるため、他人の意見を尊重しつつ自分の考えを的確に伝える姿勢が大切です。製造業の財務に関心がある方には、非常に実践的かつ有意義なインターンになると思います。