三菱重工業の秋冬インターン体験記(技術系総合職)_No.19234

私の関心は、CO2の有効活用という観点から脱炭素社会の実現に向けたエネルギーシステム構築にあります。特に、脱炭素社会への寄与が期待されるカーボンリサイクル技術の実用化に強い関心を抱いています。貴社のカーボンリサイクル技術開発に対する取り組みや姿勢を直接学び、感じる経験は、私の研究やキャリアに大いに役立つと確信しております。貴社での経験を通じて、私の視野と知識をさらに広げることを楽しみにしています。

私はエネルギープラントの設計業務に強い興味があり、実務を体験したいと考えています。特にGTCC発電プラントは、大学院での講義や他企業でのインターンシップで得た知見があるため、設計業務の題材として親しみが持てると感じ、このテーマを選びました。貴社での経験を通じ、エネルギープラントの設計業務への理解を深め、今後の就職活動の指針としたいと考えています。

私の長所は、あらゆるリスクを想定して慎重に行動する姿勢です。ゼミや学会での発表では、どのような質問や反論にも対応できるよう事前準備を徹底し、発表で言葉に詰まることはほとんどありません。ただし、慎重であるため準備に時間がかかる点が短所です。そこで、予定よりも早めに着手し、余裕を持った計画を心がけています。入社後もリスクを見据え、計画的に行動することで、チームへの貢献を目指します。

私は課題解決のための分析力と効率的なタスク管理能力を持っています。学部時代、ロボットプログラミングの魅力を小中学生に伝えるワークショップを企画・運営する団体に発足時から参加していました。新型コロナウイルスの影響で、小規模かつ効率的な活動が求められる中、現状分析を行い、タスクを整理・分担しました。その結果、満席のワークショップも円滑に運営し、年間で延べ100人以上の参加を達成しました。

近年、脱炭素社会の実現に向け、太陽光発電の導入が進んでいます。太陽光発電は発電量の多い季節や時間帯においては電力を有効活用できないという問題があります。そこで、余剰電力を貯蔵し、需要が大きい際に供給するエネルギー貯蔵・供給システムの導入が求められます。貯蔵には蓄電池のほか、水素変換など多くの手法が考えられます。多数の機器配置の候補から最適解を決定するには、年間規模の運用を考慮した上で、経済性とともにシステムの自立性を高める多目的最適化を行う必要があります。このような大規模の最適化問題は、現状解くことが困難です。そこで、生物の遺伝過程をモデル化した進化アルゴリズムと、機械学習過程による運用推定を用いた近似解法を構築することで現実的な時間での最適解を得ることを研究目的としています。この研究により、再生可能エネルギーの導入が促進され、脱炭素化へ貢献することが望めます。

エントリーシートでは、自分の研究内容と業務とのつながりを強調し、企業に貢献できる点やインターンシップから学び、自身の研究や就職活動に活かしたい点を明確に伝えることを意識した。

解答時間が足りないため、簡単な問題から先に解答する。

解答時間が足りないため、問題の取捨選択をする練習はしておいた方が良い。

研究内容の説明とその深堀り

実習テーマに関して、自分の研究内容とも関わりのある部分について技術的なことを質問した。

インターン選考では、志望動機や学生時代に力を入れていたことがしっかり書かれており、Webテストで十分な点数が取れていれば、研究内容とインターンのテーマの関連性が大きな要因になっていたと感じる。面接の場に人事部の社員がいなかったことから、企業側の目的は「就活生に選ばれること」だったのではないかと推測した。そのため、面接では受け身にならず積極的に質問し、強い興味を示す姿勢が選考通過の鍵になると感じた。

面接官の職種に応じて研究内容の説明の仕方の詳しさを変える練習は有効だと感じた。

オンラインの面接の場合は録音して後から聞き返したり、文字起こしすると自分の良い点・悪い点がよくわかるのでおすすめである。