三菱重工業の夏インターン体験記(設計開発職)_No.10475

商船・船舶
LNG燃料供給船について
私は将来，技術革新のみならずその先の社会課題解決を実現したいと考えています．
私は下記テーマで内燃機関における有害物質低減について研究しています．天然ガスを用いた運航が物の移動が活発になると予想される未来において環境負荷低減のみならず排出CO2削減により船舶運用の低炭素化に大きく寄与すると考えます．
貴社で行われている課題解決プロセスを伺い将来自分のあるべき姿を学び，現在の研究に活かしたいです．

私の長所は率先して動く行動力です．陸上競技サークルでは副会長を務めました．コロナウイルスで大人数での活動が制限される中守るべきルールを整理し，少規模イベントを企画し実行したことで活動を活性化させることが出来ました．
また，私の短所はよく慌ててしまう所です．緊張している場面で予期せぬ事態があると頭が真っ白になることが多くありました．日ごろから非常時にこそ深呼吸をし，視野を広く持つことを意識しています．

私は周囲の現状を理解し強みである行動力を活かして必要と考えたことは自ら行動を起こし状況を変えていく人間です．研究室では各々が各学年1人ずつの班単位で研究をしているため班を超える学年間の交流がありませんでした．そこで私は研究室の風通しを良くするためにフットサルチームを作り交流の場を作りました．その結果，全員の仲が良くなっただけでなく他班の研究内容に興味を持ち知見を広げるなど良い環境へと変化しました．

私はディーゼル噴霧において排出される有害物質の低減を目指し研究を行っています．内燃機関においてPM/PNの発生は大きな問題の一つです．各国では厳しい規制が設けられ，限られた予算の中で実現することが求められています．噴射された燃料の壁面（シリンダー、もしくはピストン表面）への衝突はPM発生に大きな影響を及ぼしています．そこで、内燃機関の分野ではモデリングによりさまざまな条件で本現象のシミュレーションを行っています．しかし，既存のモデルは壁面に塗布された潤滑油の影響を考慮しておらず実条件とは異なります．そこで本研究では新たな壁面衝突モデルの構築、提案を目的として既存の壁面衝突モデルをさらに高精度にした上で、実験結果、既存の様々な壁面衝突モデルと比較し精度の違いを示します．
本研究により、シミュレーション結果がより実機に近い現実的な物となり地球環境の保全に直接寄与できるものと考えています．

志望テーマと自身の研究内容がどのように関連づいているのか，なぜ参加して何を学びたいのかを前面に押し出して書くことを意識した．

非言語の問題であれば計算式だけでなく図解にして，視覚的に問題を読み解くことで時間を有効活用すること

WEBで受験可能なSPIの試験を多く経験しておくこと．その中で問題の形式がある程度決まっているので，解き方等を暗記しておくのもよい

積極的に質問をする姿勢や興味を持って，目的を持ってワークに取り組む姿勢が重要視されていると感じました．