ニチコンの秋冬インターン体験記(技術系総合職)_No.23447

私は自身の研究である可搬型の原子重力計の開発に取り組む中で、装置の高精度な測定を実現するために必要な電気回路を作成しています。特に信頼性の高いリニア電源や信号処理回路の開発を通じて、安定した動作を支えるコンデンサの製法に興味を持ちました。そのような背景から今夏は他社でのインターンシップで積層セラミックコンデンサの小型化に関する基礎研究を経験し、小型・高信頼性部品の開発の難しさと、その意義を強く感じました。さらに、アルミ電解コンデンサの大手である貴社にも関心を抱いていました。私の研究でも貴社製品を多く扱っており、今回の見学でどのように小型高信頼性を実現しているかを学びたいと思っています。将来は、これまでの経験を活かしながら電気回路素子の設計、開発、製造に携わり、ものづくりに貢献したいと思っています。そのために、貴社の技術に対する理解を深め、この見学を知識を広げる機会にしたいです。

今回の見学では、無数のキャパシタをどのようなライン構成で高精度かつ効率的に製造しているのか、具体的な工程を知りたいと考えています。また実用化から百年近くが経過するアルミ電解コンデンサの技術向上がどのように行われているのか、背景にある新素材の採用や加工技術の進化についても興味があります。さらに信頼性を向上させるための耐久試験や評価方法、そして次世代の製品開発に向けた技術戦略についても学びたいです。

村田製作所のISに行ったことがあるため,そことは別部門だが同じコンデンサ製造業として興味があるという感じにまとめた

自社製品への興味関心