- 2024年8月上旬
- オンライン
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2024年8月中旬 |
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私は軟鋼とAl合金の接合強度を向上させる研究を行っている.鉄とAlの溶接は軽量化の面で注目されるが,界面に脆い化合物層が形成され接合強度が低下する課題がある.そこで私は,メカニカルインターロック構造を利用して接合強度の向上を目指す.メカニカルインターロック構造とは,凹凸の内部構造を付与した造形物に溶融金属を流し込むことで,凹凸に流れ込みながら凝固することから機械的な接合を果たす構造のことを指す.本研究では,金属3Dプリンターで凹凸を付与した軟鋼の四角柱を積層し,溶融させたAl合金を流し込むことでメカニカルインターロック構造を作製する.その後,引張試験により凹凸の有無による強度の違いや,凹凸の大きさによる強度の違いを評価することで,メカニカルインターロック構造により軟鋼とAl合金の接合強度が向上するかを判断する.(360字)
研究内容をわかりやすく伝わりやすい文章で書くことを心掛けた