- 2025年2月上旬
- 神奈川県
- 2週間以内
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年11月上旬 |
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E M Cや無線通信に関わる法規制の調査および分析を通じて、国際市場で求められる製品の品質保証と法規制基準への理解を深め、製品開発の初期段階から効率的な設計が可能になるような法規制の整備を支援したい。その背景には、機電メーカーのインターンシップにおいて、法規制や規格の変更に伴い、企業が製品開発において時間やコストの追加負担を抱える様子を目の当たりにした経験がある。この経験から、法規制が製品の設計・開発において果たす役割の重要性を実感し、将来的には、製品開発の段階で設計効率を高めるための法規制環境を整えることで、企業がより自由かつ柔軟に製品を作り出せる体制を実現したいと考えている。そこで、本インターンシップを通じて、E M C・無線通信に関わる技術規格の対応方法の検討及び関係部署への啓蒙活動を通じて、法規制と実際の技術開発をつなげる役割について学ぶことで、よりスムーズな製品開発の進行を促進し、国際基準に則した製品を効率的に市場に提供できる環境を支援する力を身に着けたい。
オーディオ(ヘッドホン・サウンドバー・スピーカー等)
従来モデルに比べ、より自然な外音取り込みが可能になり、日常生活での快適な装着感と安全性の両立を実現している点に注目し、L i n k B u d s F i tワイヤレスヘッドセットに関心を持っている。さらに、耳にフィットするコンパクトなデザインであり、長時間の使用でも快適さが保たれるため、移動中や日常の様々なシーンで周囲の音を聞き取りながら快適かつ安全に音楽を楽しむことが出来るのではないかと考えている。
高速かつ安定した無線通信を実現することを目的として、2つの周波数帯( 2 . 4 G H z帯と5 G H z帯 )で利用できる無線L A N用の低雑音増幅器( L N A )の性能改善に関する研究を行った。A IやI o Tの普及により同時接続デバイスが増加し、混雑を避けつつ通信の安定性を確保する必要があるため、2 . 4 G H z帯と5 G H z帯を併用する無線L A Nの主流となっており、私はその性能改善に取り組んだ。L N Aは無線受信機の初段に位置し、微弱な信号を増幅しながら雑音を抑えることで全体の品質と信頼性を左右する重要な増幅回路である。従来回路では、高周波数帯域での利得が低減し、全体の受信性能が不安定になるという課題があったため、2つの周波数帯域で安定した利得を確保しながら雑音を抑えることを目的に回路設計の改良を行った。具体的には、従来回路に他の回路で使用されていた高周波で利得を向上させる構成を組み合わせることで、異なる周波数帯域での性能のばらつきを抑え、信号の強度を安定させた。これにより、従来の課題であった周波数帯域ごとの利得低下を改善し、無線L A Nにおける通信の安定性と信頼性を高めることができた。
私は、電子機器の信頼性と安全性を向上させることを目的として、不要な電磁波の発生源を簡易な装置で特定する手法を研究している。不要な電磁波は他の電子機器に干渉を引き起こす可能性があり、電子機器の正常な動作や安全な使用のためには、発生源の特定と対策が重要である。従来の推定方法では、広い土地や高価な施設が必要である点に加え、試作段階、つまり、ほぼ完成に近い状態で測定が行われることがおおく、一度不適合となってしまった場合に、再測定にコストと手間がかかってしまうという問題点がある。そこで、設計段階で利用できる低コストかつ簡易な装置で推定できる手法の提案を目指している。先行研究では、ヒトの耳が音の方向を聞き分ける方法を応用し、2つのアンテナを耳のように配置して回転台を用いることで、信号強度の変化を観察し、発生源を推定している。私の研究では、この手法を基に、アンテナの数を2つから3にし、アンテナの動作にはロボットアームを使用することで、信号の受信方向をより立体的に解析できるようにしている。これにより、先行研究の課題であった測定精度と柔軟性を改善し、より幅広い環境で応用可能な手法を目指している。
子供向けプログラミングスクールでのアルバイトで、生徒の主体的な学びを促進し、思考力を引き出すことで、担当クラスをコンテストで1位に導いたことだ。当時、生徒の授業内容の理解不足と主体的に考える力の欠如が原因で、コンテストで20クラス中19位に終わった。この結果受け、指導者として生徒の力を引き出せなかったことに悔しさを感じ、コンテストでの1位を目標に2点実行した。1点目は、生徒目線の身近な事象を例に用いた抽象的な概念の理解促進だ。具体的には、プログラミングの抽象的な概念を日常の行動に例えることで、自らの経験と結びつけ具体的に理解できるよう工夫した。2点目は、理由やプロセスの言語化による、思考力を高める取り組みだ。具体的には、生徒が課題に行き詰まった際、思考過程や根拠を説明させることで、考えを整理して論理的に問題を解決する力を育んだ。その結果、翌年度のコンテストで1位を獲得できた。この経験から、相手の理解度や状況に応じて柔軟にアプローチを変えることの重要性を学んだ。この学びを活かし、法規制の調査・分析や関係部署への啓蒙活動を行う際、各部署の背景や理解度に合わせた適切な情報提供や支援を行いたい。
出来るだけ、簡単な言葉で一度見ただけで理解できるように努めた。