パナソニックの夏インターン体験記(エンジニア職)_No.20992

固体電解質として注目されるLLNbOの作製条件を最適化し、イオン伝導度向上を目的とした結晶構造および粒界特性の解析を行っています。

最も苦労したのは、高温焼成時に粒成長が進み、粒界抵抗が増加してしまう点でした。イオン伝導度は粒内よりも粒界で支配されるため、単に焼結密度を高めるだけでは性能が上がらないという課題に直面しました。そこで、焼成温度や保持時間を50℃刻みで変化させたサンプルを複数作製し、インピーダンス測定とSEM観察を組み合わせて最適条件を探索しました。また、粒界の微構造を安定化させるためにTi含有量を調整し、より均一な結晶粒分布を実現する工夫も行いました。実験と分析を反復する中で、論理的な仮説立てと検証の重要性を実感しました。

高校時代の高校野球部でチーム全体の士気が下がっていた時期に、主将として練習後に週1回のミーティングを提案・実施しました。全員が意見を出し合える場を設けることでチームの課題意識が共有され、練習への姿勢が前向きになり、公式戦ではベスト4進出を達成しました。

貴社の持つ先進的なモノづくりの現場で、製品の上流設計から量産化までの流れを実際に体感し、現場で求められる技術視点とビジネス視点の両方を学びたいと考えています。また、課題解決型のワークに積極的に取り組み、自分の論理的思考力と粘り強さを生かして貢献したいです。

大学での研究を通じて金属材料の構造と特性の関係に強い関心を持ちました。特に材料の微細構造が機械的性質に与える影響を学ぶ中で、実際の製品開発においてどのように最適化されているかを現場で体感したいと考え、本インターンを志望しました。

なるべく端的かつ分かりやすく文章を書くことを特に注意してエントリーシートを記入していました。他人に添削をお願いしてかいたりもしました。

時間配分を意識して、難しい問題に固執せず、飛ばすことが重要です。特にSPIでは、正確さよりスピードが重視される場面も多いため、直感で解けるものから優先的に処理し、正解数を増やすことが必要だと思います。

特に勉強はしたことがありません。他社の選考で形式に慣れておくのが最も効果的だと思います。

学生時代力を入れていた事柄,趣味,パナソニックの製品について,インターンシップの志望理由および何を学びたいか

チームでの協働姿勢や論理的な思考力、加えて、自ら考え、発信する主体性が重視されていたと感じました。特別な知識よりも、課題への取り組み姿勢が見られていたと思います。また、長い時間のインターンシップですので周りの方と共同して何かを作り上げることができるか、また強い志望度が重視されて見られていたと面接から強く感じました。

模擬面接や、友人との模擬問答が特に効果的でした。話す内容だけでなく、目線や声のトーンなど、フィードバックをもらうことで改善点を可視化できました。また、自分自身でもいったん録画して見返すことで新しい発見もあると思います。

質問に即答で答えるのではなく、一呼吸置き、言いたい内容を整理してから発言することで発言に一貫性を持たすことができるのと落ち着いた印象を与えることができます。これをオンライン面接では特に重視して面接に挑んでいました。