富士通の夏インターン体験記(ソリューションエンジニア)_No.2926

製薬会社のお客さまに向けた業務改善の提案

1日目の最初には、全体でオリエンテーションが行われ、インターンでの目標などを確認する時間が設けられた。その後1日目、2日目はインプットが中心で、会社説明や事業説明、ソリューションを提案する流れの説明などをメンターが行った。インプットの後に、提案の骨子を考えていく形で進められた。3日目は、富士通独自のAI技術についてデモを見せてもらい、実際に動かす時間もあった。その後、前日までの骨子から議論が進んでいった。4日目は、最終発表に向けてスライド作りを本格的に行い、最後には本番を想定した発表練習も行った。5日目は、幹部への発表がメインで、発表とインターン全体のフィードバックなどを頂いた。途中、現場の社員との座談会も適宜行われた。

メンターの方や座談会で話を聞いた社員の方、幹部社員の方も含めて、とても雰囲気の良い職場であるように感じた。新卒で入っても、先輩社員の面倒見が良く、相談できる環境が整っているようにも感じた。また、働き方もかなりフレキシブルで現代風であった。また、若手でもマネジメント業務をやっている社員もおり、年齢に関係なく活躍ができて成長させてもらえる会社であると思った。

インターンを通しての個人的なフィードバックをメンターから頂いた。

参加した学生全員がAIに関係する研究をしており、知識も豊富だった。ディスカッションにおいても、一人一人が個性的な意見を出し合って、深い議論が出来た。クリティカルな視点で発言する人もいて、自分も見習いたいと思えた。

会社は非常に風通しが良く、自分でキャリアを築いていくという文化が根付いているように感じた。また、社員はモチベーションが高く明るい人が多く、社員同士の関係性も良いと感じた。また、上司と気兼ねなく話せる雰囲気が伝わってきた。

知識ということで言えば、製薬業界に関することやAIの最新技術について学ぶことができた。SIとして、お客様のことを深く理解するために必要な努力の一端を知れた。経験ということで言えば、チームで1つの目標に向かって仕事を行うという貴重な機会だった。メンバー間で認識をすり合わせながら深い議論をする難しさやチームで1つの成果を出したときの達成感を肌で感じることが出来た。

ITに関する知識の有無は関係なく、少しでも興味があればぜひ受けるべきだと思う。富士通は、インターンを通してひとりひとりが成長するということを主眼に置いており、人事やメンターのフィードバックがかなり手厚い。自分の現在地を見定め、今後の指針を立てることが出来るため、就活を進める上で助けになると思う。