富士通の秋冬インターン体験記(設計・開発)_No.24255

AIを活用した業務効率化提案

あるメーカー企業をモデルに、AI技術を使って社内業務の効率化を図るアイデアをグループで考え、発表する課題でした。私たちの班は、従業員の出退勤データや会議スケジュールをAIで自動分析し、無駄な会議時間の削減やリモートワーク推奨日を提案するシステムを企画しました。オンライン会議システムを使い、各自が調査したAI事例を持ち寄り議論を重ねました。

実際に働いている社員の方々と話す機会がありました。質問に対して誠実かつ丁寧に答えていただき、「この人たちと一緒に働きたい」と自然に思えたことが、志望度が上がる大きなきっかけとなりました。

ディスカッションや課題解決の場面で、参加者の多くは課題の要点を正確に把握し、指示通りに作業を進めていました。しかし、専門的な深い知識や独自性のある発想はあまり感じられず、全体的に教科書的な対応が目立ちました。

インターン期間中、私はグループでAIを活用した新規サービスの提案に取り組みました。最初は意見がまとまらず苦労しましたが、メンバー全員が自分の得意分野を活かしてアイデアを出し合うことで、最終的には斬新な提案をまとめることができました。この経験から、多様な視点を尊重しながら議論することの大切さや、自分にはない強みを持つ人と協力することで、より良いアウトプットにつながるという実感を得ました。

インターン中は自分の意見を遠慮せず発信することが非常に大切です。はじめは発言するのが怖かったり、自信が持てなかったりするかもしれませんが、積極的に意見を出すことで議論が深まり、チーム全体の雰囲気も良くなります。たとえ正解でなくても、主体的な姿勢は必ず評価されますし、後々の自分の成長にもつながります。