日本総合研究所の秋冬インターン体験記(ITソリューション)_No.23634

Vpassの新機能追加におけるプロジェクト・マネジメント

会社説明とワーク説明ののち、ワークに入る。PMの手立てや業務の進め方など基本知識が書かれたパンフレットと、プロジェクトの状態が詳細に説明された資料が配布され、それを読み込んでからワークに取り掛かるというプロセスをとる。説明資料の分量が多いうえに、ワークの中で考えるべきことも非常に多く、時間が足りなかった。発表の時間も設けられ、社員からの質疑応答もあった。

参加した学生のほとんどにリクルーターが付き、選考のサポートをしてもらえる。更に、選考のフローがカットされるらしいが、人によって違うとの情報もあり、不確定である。(インターンシップに参加した人は本選考でのグループディスカッションが一回だけになると聞いた。)

PMについて体験できたものの、若手や一般社員の普段の業務についてはよくわからなかった。Vpass実装のような業務系の新機能のプロジェクトに参加できる可能性は低く、保守やエンハンスの業務が大半だと思われた。不明瞭だったという点で、志望度はあまり変化しなかった。

インターンシップ参加者限定の説明会や座談会の案内があった。更に、個別にリクルーターが付き、社員訪問の機会を設けてもらった。

他のIT企業に比べて、理系学生の数もさほど多くなく、みんなワーク慣れしていない感じがした。ESの提出とGD選考(通過率高いと思われる)で参加できるインターンシップのため、絞り込みはあまりされていないのだと思う。

穏やかな雰囲気の社員が多く、インターンシップ後に少し質問しに行っても対応してくれた。

PMについてよく学べたが、PMの業務自体はどこの企業にもあるため、企業特有の業務や風土は分からなかった。

なにより、他のIT企業では体験できないPMを、かなりリアルな形でやらせてもらえたため、どの業務にも通底するマインドセットや考え方の一端を得ることができたと思う。のちにコンサルティングファームのjobを受けるときにも役立った。

充実していたと思う。資料の分量が多かったが、その分業務に活かせる情報がくまなく載っていし、ワーク内容も時間が足りないぐらい盛沢山だった。企業の特徴はあまり伝わらなかったが、学びの多いインターンシップであった。

IT系の業務の基本知識に加え、そのマネジメントについて深く学べた。様々課題がある中で、どこに重点的に取り組むかということや、他のメンバーとの情報共有など、チームワークのリアルな難しさを体感できた。さらに、短い時間の中で最低限のアウトプット出し切るというマインドセットも身に付いたと思う。

選考自体はそこまで高い壁でもないが、コンサルファームのjobぐらい内容が濃かったので、興味があれば参加するといいと思う。オンライン開催・オフライン開催両方あるが、交通費が支給されるし、ワークもスムーズに進むので、時間がある場合は遠方でもオフラインで参加することを推奨する。