日本総合研究所の秋冬インターン体験記(PMコース)_No.20592

三井住友銀行と三井住友カードのIT戦略を行う際に、どの優先順位で要件を選択するかを決めるPMワーク

Vpassの詳細の資料に目を通した後に、実際にどの機能や業務から優先して取り組むかをチームで話し合い決定する。午後には全体発表があった。その後は会社説明が実施される。

インターンに参加した学生は、もれなく早期選考の案内が来る模様。また、多くの学生にリクルーターがつくらしい。

インターンに参加したことで、日本総研への志望度は大きく高まりました。特に、社会課題に対して本質的に向き合い、構想だけでなく実行まで支援する姿勢に強く惹かれました。実際のワークでは、複雑な課題を構造的に整理し、現実的かつ持続可能な施策を導くプロセスを体感し、コンサルタントとしての価値の出し方を具体的にイメージできました。

また、社員の方々が誠実で落ち着いた雰囲気の中にも、プロとしての高い視座と柔軟な思考力を持っており、「こういう人たちと一緒に働きたい」と感じたことも志望度が高まった理由です。社会に根ざした変革に携わりたいという自分の想いと、日本総研の方向性が一致していると確信しました。

リクルーターの社員から連絡が来て、リクルーター面談と社員訪問が行えた。

一緒に取り組んだ学生のレベルは非常に高いと感じました。その理由は、限られた時間の中で論点を整理し、実現可能性のある提案に導く力を多くの学生が備えていたからです。

ワークでは、抽象的な課題に対して的確な問いを立て、複数の視点から議論を深める姿勢が印象的でした。また、自分の意見を押し付けるのではなく、他者の考えを尊重しながら建設的に話を進める協働力の高さも感じました。発言の質だけでなく、チーム全体を前向きに導く姿勢やファシリテーション能力も高く、「この環境で自分も成長したい」と刺激を受ける経験となりました。

この企業のインターンを通して学んだことは、プロジェクトマネジメントにおける「構想力」と「現実的な実行設計力」の両立の重要性です。PMワークでは、限られたリソース・期間・制約条件の中で最適な計画を立て、関係者の立場や利害も考慮しながら進行管理を行う難しさと面白さを体感しました。

特に印象的だったのは、単に理想的な提案をするのではなく、実行可能性・継続性・成果の定量性といった観点で施策を構築することが求められた点です。また、チーム内で役割分担をしつつ、状況に応じて柔軟に動く協働姿勢も重要であることを学びました。

この経験を通じて、プロジェクトの成功は「論理的な設計」と「周囲との連携・調整力」の両方に支えられていることを実感し、コンサルタントとしての基礎力を実践的に学ぶ貴重な機会となりました。

まず、インターンではPM（プロジェクトマネジメント）を体験することが多いため、「課題設定→解決策の構築→実行計画の設計」という基本プロセスに慣れておくとスムーズに取り組めます。過去のインターン体験記や企業の事例を読んで、具体的なイメージを持っておくと安心です。

また、グループでのワークが中心になるため、自分の意見を持ちながらも他人の視点を尊重し、議論を前に進める協働姿勢が重要です。発言量だけでなく、聞く力や場を整える力も評価されるので、チーム全体の成果に貢献する意識を忘れないでください。

最後に、社員との交流を通じて、仕事観や社風に触れることができる貴重な機会でもあるので、積極的に質問し、自分の将来像と重ねて考えることをおすすめします。準備と姿勢次第で、非常に多くの学びを得られるインターンです。