- 2025年8月下旬
- オンライン
- 4日間
- 交通費支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2025年6月下旬 |
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大学のゼミで実施した消費者行動分析プロジェクトにおいて、SNS上の口コミデータを用いた定量分析に初めて挑戦しました。自然言語処理の知識が浅く、感情分析の精度が低かったため、意味のあるインサイトを導き出すのに苦労しました。そこで、Pythonのライブラリを活用し、辞書ベースの感情分類から機械学習モデルへの切り替えを行いました。さらに、分析結果を可視化することで、チーム内の理解を促進し、最終的には企業のマーケティング施策に対する提案まで導くことができました。この経験を通じて、技術的な課題に直面した際には、手法を柔軟に見直し、目的に立ち返って思考する姿勢の重要性を学びました。
人の行動や価値観をデータから読み解き、社会や企業の意思決定に貢献できる点に強く惹かれました。特に博報堂は「生活者発想」を軸に、データ分析を単なる数値処理ではなく、人間理解の手段として活用している点が魅力的です。私は心理学と統計学を学んでおり、定量と定性の両面から人を捉える力を活かして、より深いインサイトを導き出したいと考えています。また、社会課題に対しても生活者の視点からアプローチする姿勢に共感しており、マーケティングサイエンス職を通じて、企業と社会の橋渡し役として価値を提供したいと考えています。
私は「人の行動には必ず背景がある」という視点を大切にしています。表面的なデータや言動だけで判断せず、その人が置かれている環境、価値観、過去の経験などを踏まえて理解するよう努めています。例えば、大学でのフィールド調査では、同じ購買行動でも年齢やライフステージによって動機が異なることを実感しました。このような視点は、生活者の行動を読み解くマーケティングサイエンス職においても不可欠だと考えています。データの背後にある「人の気持ち」に寄り添うことで、より本質的なインサイトを導けると信じています。
博報堂は「生活者発想」を軸にしているため、単なるスキルや実績ではなく、「人をどう捉えているか」「社会をどう見ているか」といった視点が重視されると感じました。そこで、自分の研究や課外活動の中で、人間理解に向き合った経験を選び、それが博報堂の考え方とどう重なるかを丁寧に言語化しました。