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| 提出締切時期 | 2024年6月中旬 |
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私は機械系として流体と電磁場に関連した機能性流体を専門とし、○○という磁石に反応する流体の冷凍・冷蔵技術の研究を行っています。
近年、各国でエネルギー消費量が増加している一方で、持続可能な社会を目指し、カーボンニュートラル化に向けた動きが活発になっています。そこで、新たな再生可能エネルギーの普及やそのエネルギーの貯蓄技術が必要とされており、PCM(相変化材料)と呼ばれる材料に注目が集まっています。PCMとは、熱エネルギー貯蔵方法の1つであり、材料が相変化する際の熱の収支を利用することで多大な熱の貯蓄が可能になります。この利用により、未利用熱エネルギーが利用可能となり、二酸化炭素の排出がないことから環境への負荷の削減が期待できます。実際の応用先としては、冷暖房装置の温度変化を抑えることによる省エネルギー化、コールドチェーンと呼ばれる低温物流での保冷材料としての利用が期待できます。
しかし、PCMを利用する際に、熱交換を行う伝熱面近傍から凝固・融解が進展するため、伝熱面と氷の間に水を介することで温度差が生まれにくく、消費エネルギーが大きいことが課題の1つに挙げられます。
そこで、PCMの1つとして○○の利用に着目し、研究を行っています。○○は流体ながら磁石に反応する性質を持ちます。その中でも○○流体というものがあり、常温域においてに磁石に反応する強さに大きな温度依存性を持ちます。この特性により、直接的に流体に触れることなく、大幅な熱移動速度を上昇させることが可能となるため、凝固・融解を促進し、PCMの利用時の課題が克服できると考えました。
実験では、磁性流体を容器に封入し、磁場を印加しながら、一方向から冷却・加熱することで凝固・融解させました。その際、凝固・融解時には温度が一定になることを利用し、温度測定から凝固・融解時間を測定しました。実験装置は凝固・融解時の体積変化による負荷に耐久可能な材料の選定、形状の設計から行い、自ら加工して作製しました。その際、柔らかい材料であったため、加工方法が難易でありましたが、共同研究先や研究室の人と相談しながら、加工方法を学び、作製することができました。また、実験時には流体の液漏れが発生しましたが、凝固・融解時の内部圧力が要因であると見抜き、緩和するチューブを設けたことで最大約5時間という長い実験でも再現性を高めることができました。
大型ポンプの計画・設計の業務に携わることで、貴社の臨機応変な技術を深く理解したいからです。ポンプは人々の生活を支える水を管理するために、低温や高温の場所でも利用され、あらゆる環境にも適用可能な構造設計が求められています。しかし、安定した構造にすることは難しく、私自身も大学の研究で、実験装置を作製した際に、○○の凝固・融解時の負荷による液漏れや周囲環境などを考慮した設計にとても苦労しました。また、地球環境は今後も不安定になり、環境変化に応じた構造設計はさらに困難になると感じています。
しかし、貴社では多分野の技術の融合や幅広い挑戦を通じて、社会インフラや環境問題への対策において最先端の技術を生み出し、多くの人々の生活を支えており、大型ポンプの設計技術もその一つであると感じています。そのため、本テーマにおいて貴社がどのような視点から環境問題に対応し、柔軟な製品開発を行なっているかを学ぶことで、技術者として持続可能な社会の実現に貢献するための考えと視点を取り入れることができると考えています。
そして、この経験を活かし、自身の不足している考えを補うことで、技術者として成長していきたいです。
筆記・WEBテスト
| テストの種類 | 受験場所 | 詳細 |
|---|---|---|
| 玉手箱 | 自宅 | - |
| 開催時期 | 2024年7月下旬 |
|---|---|
| 開催期間 | 2週間以内 |
| 開催エリア | 茨城県 |
| 開催場所 | オフィス |
| 職種 | 技術系総合職 |
| プログラムの内容 | レクチャー中心,プレゼンあり,フィードバックあり |
| このインターンで学べた業務内容 | 機械・電子機器設計 |
インターンシップの内容
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