クボタの秋冬インターン体験記(技術系)_No.20425

私は航空部の班長として、部活の準備時間の短縮を目指した。班長の役割は、機体の整備や滑空場への運搬を指導することであった。しかし、その過程で機体の部品が紛失すると、探す作業に時間がかかり、機体の飛行時間が減るだけでなく、滑空場に放置された部品が安全面でリスクをもたらすという課題に直面した。そこで、私は部品管理を徹底するために、準備時に使用する部品のチェックシートを作成し、点検しながら準備を進める仕組みを導入した。この結果、部品の紛失がなくなり、準備時間の短縮と飛行時間の増加、さらには部活全体で設定したフライト数の達成につながった。また、作業のマニュアル化により、経験の浅い部員でもスムーズに作業に取り組むことができるようになった。この経験を通じて、「課題の原因を的確に把握し、解決策を周囲に対して能動的に提案すること」と、「リーダーとしてチームが円滑に動ける環境を整備すること」の重要性を学んだ。

論理的思考力を通じて、アイデアを構造化したことである。現在専攻では「○○普及へ向けたビジネスモデルの提案」に取り組んでいる。現状として○○が普及しない原因を考えた時、複数の問題が絡まっていることがわかった。これに対しチーム内で解決案を抽出した。しかし、解決案が複数存在したことにより、チームがどの方向からアプローチすべきかの判断が困難だった。そこで論理的思考力を活かし、○○の現状と目標を構造化・分解した。この結果、問題の根本原因や解決案を要素ごとに可視化し、横並びで分析と評価ができた。この経験から、課題解決に対して構造化が効果的であることを学んだ。インターンシップにおいてもこの能力を発揮したい。

私の夢は、自分が設計開発に携わった農業機械を社会に実装し、農家の方々の作業効率を向上させることである。この夢の原体験は、祖父が農家として働いていた時の苦労を見て感じたことにある。農業の仕事の大変さを私自身も実感したが、高齢化社会や労働力の減少が加速する上で、今後さらに深刻化すると考えた。この課題に対して、スマート化を踏まえ、農家の方々の負担を減らす農業機械の開発に携わりたいと強く思うようになった。

製品開発のプロセスにおける貴社の設計思想や技術を学びたいからだ。私は貴社の水環境と農業機械を結びつけた事業展開に興味を持っている。そこで事業多角化を進める貴社において、最終顧客に対し価値を提供するための設計プロセスについて学びたい。加えて、製品企画を通じて、技術者に必要な視点やスキルを身につけたい。

結論から述べる構成を意識し、読み手にとって分かりやすく簡潔な文章を心がけた。また、志望動機や自己PRにおいては、クボタの事業内容や強みと自身の経験・関心とを明確に結び付けることで、納得感のある内容となるよう意識した。さらに、設問ごとに求められている意図を正確に把握し、問いに対して的確に答えることを徹底した。誤字脱字や表現の重複がな

WEBテストでは、時間配分を意識し、難しい問題に固執せずに飛ばす判断が重要である。計算問題では事前に解法パターンを把握し、素早く解けるように準備しておくと良い。性格検査では一貫性のある回答を心がける。また、受験環境を整え、通信や機器のトラブルを防ぐことも大切である。

市販の問題集やWEB模試を繰り返し解いたことが最も効果的であった。特に制限時間を設けて解くことで、本番の時間感覚を身につけることができた。さらに、苦手分野は後回しにせず、重点的に復習し、解き方を整理することで得点力を高めることができた。

学生時代に力を入れたことを教えてください。,長所と短所について教えてください。,インターンシップに参加したい理由を教えてください。,研究内容について教えてください。

論理的思考力と自分の考えを分かりやすく伝える力であると感じた。エントリーシートや設問内容からは、志望動機やこれまでの経験を通じて「自ら考え、行動したプロセス」をどのように言語化できるかが問われていた。また、企業理念や事業内容への理解度も見られていた思う。

実際の面接形式を想定して、第三者に質問してもらう練習が有効であった。特に、想定外の質問にどう対応するか、論点がずれないように整理して話す訓練になった。加えて、1つのエピソードに対して「なぜ」「どうやって」と深掘りされても一貫した回答ができるよう、事前に回答を構造的に整理しておくことが効果的である。

面接で有効だったテクニックとして、焦って話し始めるのではなく、一呼吸おいてから答えることで、落ち着いた印象を与えると同時に、内容を整理して話すことができた。