名古屋テレビ放送の夏インターン体験記(アナウンサー)_No.25134

フリースクールでの先生としての活動です。興味を持ったのは、自分の学校生活を振り返ったからです。ただ正解を求めて頑張り続けるほど、本当の自分を見失っていってしまった小学生時代。当時こんな場所があったら、もっと自分を好きでいられたかもしれないと感じました。だからこそ、来てくれた子どもたちの個性を守り、それを伸ばしていくことに力を注いでいます。授業形式ではなく、遊びを通して学べるような空間作りを心がけていて、最近は子どもたちの間で映画作りブームが到来しています。外で集めた枝葉や、持ち寄ったぬいぐるみなどを使って昔話や童話などの作品を制作しています。奇想天外なアイディアが出て来て教室が絵の具まみれ、泥まみれの破茶滅茶な状態になるときもあります。それでも、とにかく子どもたちのやってみたいという気持ちに全力で応え続けています。そうやって一緒に自由な制作活動を続ける中で、「将来は映画監督になりたい！」とキラキラした目で語ってくれる子も出て来ました。それぞれがオンリーワンの個性を磨いていく姿を見て、誰かと話すときに、まずは目の前の人の〝らしさ〟を受け止められるようになりました。（487）

文字数が多いので具体的に書くこと

その場の空気を自分のものにできているか。