- 2017年12月
- 愛知県
- 1日間
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
私は人前で自分の意見を言うことに対して苦手意識があります。私は昔から非常に緊張しやすい性格で、授業などで皆の前に立って発表する際に、緊張のあまり頭が真っ白になってしどろもどろになることがありました。大学2年生になって将来のことを考えた際に、自分の人前で緊張する癖は研究室配属後や社会に出た後にきっと自身の障害となって立ちはだかるので、大学生であるうちにこの性格を直したいと考えるようになりました。そこでこの弱点を克服するために、私は対人経験を積むことができる家電量販店でのプリンターの販売員のアルバイトを始めました。しかし最初のうちは緊張のせいで伝えるべきことをはっきり言えず、お客様が満足するような製品説明ができませんでした。接客が拙いため販売台数も増えず、教育係の方からお叱りを受けたこともありました。なぜこんなにも緊張してしまうのか考えたとき、この緊張の根底には自分に対する自信の無さがあることに気がつきました。そこで私は他社の販売講習会に参加させてもらうなど、担当メーカー以外のプリンターについても細かいところまで勉強し、どんな質問をされても答えられるように知識を身につけました。そして「自分はこの店にいる誰よりもプリンターについて詳しいのだ」という意識を持って接客に臨みました。するとほとんど緊張しなくなり、今までぎこちなかった接客がスムーズに行えるようになりました。接客の改善はプリンターの販売量に現れ、一年間で一日の販売量を始めたばかりの時期のおよそ1.5倍まで伸ばすことに成功しました。この経験は研究室での研究発表でも活かされています。最初の発表こそ自分の発表内容への自信の無さによる緊張から、満足のいく発表ができませんでした。しかし勉強と実験を必死に取り組み、「自分の研究についての知識は自分が一番なんだ」という自信をつけてからは先生方が褒めてくれるような発表ができています。
質問は上記一つだけ。
ただ苦手なことを書くだけでなく、どう克服しようとしたか、しているのかをわかりやすく伝わるように気をつけた。