資生堂の秋冬インターン体験記(セールス職)_No.23195

私は、リアルな顧客行動に基づいた空間設計や体験価値の向上に関心を持つようになった。最近注目しているのが、店舗内の人流データを解析して売場のレイアウトや照明を最適化する技術だ。特に、カフェチェーンが導入している「滞在時間×購買履歴」に基づくテーブル配置の工夫や、空間ごとに異なるBGMの自動調整などには驚かされた。また、友人から聞いた話では、ある雑貨店では顧客の移動導線を可視化し、売れ筋商品をあえて“遠回り”の場所に置くことで滞在時間を伸ばしているという。こうした空間戦略を御社に当てはめるなら、各ブランドショップでの購買行動データを元にした店舗設計や体験導線の再構築が考えられる。実際、私の知人も御社のフラッグシップ店舗に訪れ、「一つのブランドの世界観に入り込める感覚があった」と話していた。私は、こうした感覚的な価値を、データと創意工夫で再現・拡張する取り組みに大きな可能性を感じている。

自身の体験をベースにして書くことで、共感を誘った。

仮のブランドについて、ターゲットを特定し、どのように店舗展開をおこなうかについての課題が出され、それをプレゼンテーションにまとめた。

傾聴力や、雰囲気の良さを作り出す能力が重要視されていると感じた。ワーク中は激論が繰り広げられるわけでもないため、しっかりとチームメンバーと話し合いを重ねながら、コツコツ課題を解決していくことがカギだと感じた。