電通総研（ISID）の夏インターン体験記(全職種)_No.20360

「電通総研Onlinework!」における経営シミュレーションゲーム
各事業領域への投資判断を通じて会社の成長戦略を立案する課題でした。具体的には、3～4人のグループで担当セグメントを選び、経営視点で資金配分や事業拡大の意思決定を行う内容です。

事業シミュレーション: 製造ソリューション部門などを担当し、部門長として投資計画や成長戦略を立案
グループワーク: 異なる専門性を持つメンバーと協働し、利益最大化に向けた意思決定を実施
中間共有会: 途中経過を全体で発表し、社員から傾向分析のフィードバックを受ける
最終発表: 作成した成果物をもとに、他チームと比較・評価を行う

「社会進化実装」という理念と、技術×経営視点で社会課題に取り組む姿勢に強く共感したからです。

参加学生は関関同立やMARCH以上の大学出身者が多く、理系院生も一定数いました。IT経験の有無に関わらず、論理的な意見を出せる学生が多かったですが、突出したリーダーシップや専門性を持つ人は少なく、全体的に平均的なレベルだと感じました。

社員はグループワーク中に定期的に進捗確認を行い、全体共有会では客観的な傾向分析を提供してくれました。リモート環境でも質問に丁寧に対応する姿勢から、学生の成長を支援する文化が感じられました。

インターンを通じて、電通総研が「技術×経営視点」で社会課題解決に取り組む姿勢を実感できました。特に、親会社との連携や製造業向けソリューションに強みを持つ点、経営シミュレーションを通じた意思決定プロセスを具体的に学べました。

異なる専門性を持つメンバーとリモートで協働する中で、短時間で意見をまとめる力と経営視点での意思決定力が向上しました。また、オンライン環境下でのプロジェクト管理スキルも身につきました。

1日という短期間でありながら、経営シミュレーションという実践的な課題に集中して取り組めた点が評価できます。中間・最終発表の機会が設けられ、社員からの具体的なフィードバックも得られたため、業務理解と自己成長の両面で充実していました。

電通総研のインターンでは、経営シミュレーションを通じて「技術とビジネスの接点」を考える視点を学びました。特に、限られたリソースを最適配分する意思決定プロセスや、異なる専門性を持つメンバーとのリモート協働手法を実践的に習得。企業が重視する「社会進化実装」の理念と、経営層目線での課題解決アプローチについて深く理解できました。また、オンライン環境下での効率的なコミュニケーション手法も体得しました。

事前に電通グループの事業構造と「社会進化実装」の理念を徹底的に調べておくことが必須です。経営シミュレーションでは、数字だけではなく「技術が社会に与える影響」を常に意識しましょう。リモートワークではチャットツールを活用した進捗管理が鍵です。グループワークでは、自分の専門性を活かしつつ、他分野の意見を尊重するバランス感覚が求められます。インターン後の座談会では積極的に質問し、選考対策につなげてください。