サイバーエージェントの夏インターン体験記(エンジニア)_No.25012

サイバーエージェントのクラウド技術体験型2daysインターンシップ ～ネットワーク編～では、QEMU/KVMやlibvirtを用いた仮想マシンの構築・性能評価、VRRPによる冗長化やNATによるアドレス変換などのネットワーク設計を実践的に学ぶ課題が設定され、仮想環境を通じてクラウドインフラの基礎から障害対応までを体験できる技術志向のプログラムでした。

仮想化技術（QEMU/KVM、libvirt）を用いた仮想マシンの構築とベンチマークによる性能評価を行い、さらにVRRPによる冗長化構成やNATによるアドレス変換などのネットワーク設計を実践的に学びながら、障害対応シナリオにも取り組むことで、クラウドインフラの設計・運用に必要な技術力と思考力を養う内容でした。

社員との個別面談や技術面談の案内が、インターン終了後に希望者へ提供されるケースがありました。

インターン参加前は、クラウドインフラやネットワーク技術に対して漠然とした興味しか持っていませんでしたが、実際にサイバーエージェントの「クラウド技術体験型2daysインターンシップ ～ネットワーク編～」に参加し、仮想環境でのネットワーク構築や障害対応を通じて技術の奥深さと面白さを体感したことで、インフラエンジニアとしてのキャリアに対する志望度が大きく高まりました。特に、社員メンターとの技術的な対話や設計レビューを通じて、自分の成長意欲が刺激され、サイバーエージェントの技術文化や挑戦を歓迎する風土に強く共感したことが、志望度が高まった最大の理由です。

希望者に対して、技術人事部門から個別面談の機会が提供され、インターン中の取り組みや今後のキャリアについて話す場が設けられました。

技術的な知識や実践経験を持つ人が多かった印象です。多くの参加者がLinux環境での開発経験や仮想化技術への理解を持っており、QEMU/KVMやlibvirtなどのツールを使ったことがある学生も複数いました。Slack上での質問やディスカッションも活発で、ネットワーク構成や障害対応に関する議論では、設計思想やパフォーマンスチューニングにまで踏み込んだ意見交換が行われていました。

私はクラウドインフラの設計・運用に必要な技術力と、それを支える論理的思考力の重要性を深く学びました。仮想化技術（QEMU/KVM、libvirt）を用いた仮想マシンの構築では、構成の違いによる性能差をベンチマークで数値化し、設計の意図と結果を結びつける力が求められました。さらに、VRRPによる冗長化構成やNATによるアドレス変換などのネットワーク設計では、障害発生時の対応力や可用性を意識した構成の工夫が必要であり、単なる技術知識だけでなく、サービスを安定的に提供するための視点を養うことができました。

QEMU/KVM、libvirt、VRRP、NATなどの技術に触れておくと、当日の理解が格段に深まります。サイバーエージェントのインフラ部門（CIU）がどんな課題に取り組んでいるかを調べておくと、社員との会話が濃くなります。