2010年卒秀英予備校の志望動機詳細（立命館大学/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

10年卒

文系

男性

学校名

：

立命館大学

職種

：

非公開

志望動機

テストの点数をあげるためだけにひたすら勉強を指導する。これがほんとうの意味での教育といえるのでしょうか？？私が考える教育というのは、生徒に自分の人間性を伝えて、それにより生徒に影響を与え、結果として生徒自ら勉強を行うというのが真の教育なのではと私は思います。その例として、私の高校時代の話をさせてもらうと、私はもともと理系志望の学生でした。そのために化学や数学を学んでいたわけですが、この2教科を学ぶ中で決定的に違うところがありました。それは担当の先生の人間性です。数学の先生は分かりやくすく指導してくれて、勉強以外にも様々な話をしてくれ、当時の私は本当に先生のことを尊敬していました。そのおかげで数学が大好きになり、結果、得意科目にもなりました。その一方で化学の先生はというと、授業がわかりにくいだけでなく、東大出の息子の自慢や、他人の悪口、はたまた授業に来ないなどといった、ひどい先生でした。3回に1回は授業に来ないので、自習の時間になります。それゆえに一回の授業で進む範囲が膨大になり、まったく付いていけない状態に陥りました。そのために化学は嫌いになり、そのうち不得意科目になり、結果として文転を余儀なくされました。この例を見てもわかるように、教科の得意、不得意の一因として、教科の好みから来るのでは？と私は思います。そして教科の好みを決定するのは、その教科を指導している、先生ではないでしょうか？？やはり教師と先生の関係といっても人間同士の関わり合いです。人間、どうしてもこの人は苦手、この人は好きといった好みはでてきてしまうのです。ゆえに塾も指導者の質の向上というものが求められるのではないでしょうか？時代の流れによる昨今のデジタルコンテンツの導入というのはもちろん、私塾の淘汰が始まるこれからの時代で生き残っていくには必要不可欠だとは思います。結果としてネットを使ったパソコン上の学習形態はこれから増えていくでしょう。これは先生と生徒のコミュニケーションが減少することにつながります。また昨今のゆとり教育の見直しによる詰込み的な学習への転換も私が理想とする教育とはかけ離れたものになっていく気がしてなりません。もとをたどればゆとり教育の失敗も教師の質の低下が原因であるとも言われています。政府からの総合時間の強要は、勉強を指導することだけを教育された教師にとって、戸惑いの時間でしかなかったのです。以上の例をみてもわかるように時代の流れは、人間同士の関わり、生徒と指導者のコミュニケーションの減少が起こると私は思います。しかし、時代が変わってもコミュニケーションの大切さは変わらないような気がします。これからやって来る、私塾の戦国時代で生き残るのは、その企業の根幹部分でこのような思いがある企業ではないでしょうか？「生徒の心持ちを変えるのは、ハイテク機器を使った教育でも知識詰込み型の教育でもなく、指導者の人間性である」このように人間同士のコミュニケーションを大事にしていく企業が生き残ると私は信じています。その意味で、正社員率が業界ナンバー1である御社を希望しました。

検索結果に戻る

本選考体験記に戻る

サイトからのご注意

ここに掲載しているデータは、「こうすれば必ずうまくいく」という類のものではありません。採用過程は人によって異なりますし、方針の変更や採用担当者が変わることで前年と大幅に変更される場合もありえます。
また、言うまでもないことですが、採用過程に対する感じ方は主観的なものに過ぎません。他人が誉めているからといってかならずしもあなたにとって望ましい企業とは言い切れませんし、ここで評価の高くない企業であっても素晴らしい企業はあるはずです。
掲載された内容の真偽、評価の信頼性について当サイトは保証しかねます。あくまでも「一つの結果」として参考程度にとどめてください。

本選考体験を投稿する