テルモの秋冬インターン体験記(研究開発職)_No.22094

人の命を救うことに貢献したいという思いがあり、医療機器の分野で高いシェアを持ち、医療を通じて社会に貢献するという理念を掲げる貴社であれば、自分の目指す方向性と重なるものが多く、成長につながる環境があると確信し、今回インターンシップに応募した。特に、少子高齢化が進む日本社会において、医療機器の重要性は一層増しており、医療現場を支える技術開発は今後の社会においても不可欠な存在だと感じている。そのような貴社の先端技術に触れながら、製品のアイデアがどのように設計や試作段階を経て形となり、医療現場で実際に使用されるまでの流れについて理解したい。さらに、貴社が直面する課題に対する解決策や、医療現場のニーズをどのように製品へ反映しているのか、その開発方針や姿勢についても学ぶことで、医療機器の現場への貢献を肌で感じたい。医療機器分野への理解を深め、今後のキャリアを真剣に考える貴重な機会にしたい。

がん細胞を光らせ、転移、増殖の仕組みを視覚的に解明する研究をしている。従来の研究では、発光方法として蛍光が用いられてきた。しかし、蛍光は発光時間が短く、生体内に存在する他の光が混在し、正確な観察が難しい場合がある。そこで、私の研究では、発光時間が長く他の光と区別しやすいリン光を使用している。がん細胞に結合する抗体とリン光を発する金属分子を結合させ、この化合物をがん細胞に添加し、顕微鏡でリン光を観察する。この手法により、従来の蛍光では見逃していた細胞内の現象を、より詳細に捉えることが可能になる。
これまでの1年間で、がん細胞に特異的に結合する抗体を作成した。現在は、この抗体とリン光を発する金属分子を結合させている。さらに、抗体の種類を変えることで、異なるタンパク質をターゲットにして観察することも可能だ。これにより、生体内の多様なタンパク質や機能の解明にも応用できると考えている。

研究を進める中で、実験の原理を意識することの重要性を実感している。実験を行う際には、ただデータを集めるだけでなく、その現象が理論上どういった反応を示すはずなのかを常に意識し、仮説との照らし合わせを行っている。これによって、得られた結果がなぜそうなったのかを深く理解することができ、結果の再現性や信頼性も高められると考えている。
さらに、好奇心を持って新しい視点を取り入れることも心がけている。目的のデータを得るための実験に限らず、実験の最中に新たな発見があれば、追加の実験を行って疑問点を解消するようにしている。
また、研究室のメンバーとも頻繁に議論を重ねている。メンバーそれぞれのバックグラウンドや視点が異なるため、自分一人では気づけない観点や新しいアイデアを得ることができ、研究を多角的に進める上で非常に有益だと感じている。研究で身につけたこれらの考え方は貴社にて研究開発をする際にも重要だと考える。

学部時代、総勢100名のバレーボールサークルで練習場所確保の責任者をした。新型コロナウイルスの影響で多くの体育館が閉鎖され、練習場所の確保ができず、サークルの通常活動や新歓活動に大きな支障をきたした。このままではサークルの存続が危ぶまれると思い、体育館の選定方法を大幅に見直すことを提案した。具体的には、例年使用してきた、駅近で広く多くの団体が抽選登録する体育館に拘らず、登録可能な体育館を50もの候補の中から確認し、最も当選確率が高くなるように戦略的に抽選登録を行った。周囲には反対する者もいたが、サークルの存続のためには練習回数を確保することが重要だと説得を図り、従来と同等の練習回数を確保した。その結果、新入生の受け入れに成功し、サークルの存続を図った。
この経験を通じ、困難な課題に遭遇しても、慣習的な方法にとらわれず、柔軟な発想で解決策を見つけ、周囲を巻き込み、実行する重要性を学んだ。

わかりやすい文章を書くことに注力しました。

時間配分に注意しながら解きました。

一般的な参考書を繰り返し解いて対策しました。

ESのみの選考のためわかりやすい文章を書けているかを重視していたと思います。また、医療機器の会社であり、企業理念として医療を通じて社会に貢献することを重視しています。なぜ医療業界に携わりたいのかを見ていると思います。