- 2024年8月中旬
- オンライン
- 5日間
- 交通費支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年6月下旬 |
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研究を行う上で私の強みは2点あります。
まず、研究のためならば薬学と離れた分野でも積極的に学ぶ探求心の強さです。私は学部時代に○○粒子の新規調製方法を開発し、大学院では調製したナノ粒子の○○治療への応用や製剤化を目指しています。薬物の副作用の低減や作用の持続には標的部位への選択的送達や滞留性の向上が必要です。これらの課題を取り組むには金属の磁性が有用だと考えました。所属研究室では磁性に関する知見がなかったため、参考書を集め独学で修得を目指しました。教科書上の知識は得られましたが、磁力測定や薬物送達への応用といった実践的知識が不足していました。机上の空論を実現するために磁性に関する専門的知見のある外部研究所に連絡を取り、そちらで磁力測定の手技を学びました。
次に、課題解決のための行動力があります。先述した磁力測定において○○粒子は高価で使用できるサンプル量が少ない、という欠点があります。磁力測定の手技修得用のサンプルには不適当なため、安価で大量生産可能な○○粒子を利用しました。予備実験の結果、ナノ粒子の磁力測定では精度が低くなる傾向がみられました。測定容器とそれに巻く磁場検出用コイルの間に生じる空隙が原因だと考察し改善を提案しました。容器の改善で測定精度が改善され、想像が現実になる喜びを実感しました。現在は少ないサンプルで磁力測定を行うために、非磁性粉末と混合することが有効ではないかと考え検討しています。
私は目標達成に必要な分野を学ぶ努力を惜しみません。また課題解決の検討において積極的に新たな視点を提供します。私はこの強みが革新的な技術を利用した貴社の研究にこそ生かせると考えています。新たな技術の利用や導入検討をするにあたり私はためらいなく進み学び続けます。貴社の研究に貢献するために、現在は未習得の分野でも立ち向かい、課題解決の新規方法を提案します。
革新的な医薬品の提供を目指す、という中外製薬の立場にどう貢献できるか明確化することを心掛けました。