- 2024年12月中旬
- 東京都
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2024年11月上旬 |
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一眼レフカメラでの写真撮影である。主に人やご飯を撮影することが多く、遊びや旅行に行く際は必ずカメラを持参している。納得がいく写真を撮影できるまで、1日に100枚以上撮影するほど熱中している。
動物細胞工学研究室で食品の機能性に関する研究を行っている。私は幼少期に多くの入院を経験したことから人一倍健康に関心があり、将来は人の健康維持に携わりたいと考え当研究室を選択した。研究室では食品成分の抗炎症効果を評価している。炎症とは生体が外傷や異物の侵入などの刺激を受けた際に起こる防除反応の一種であるが、慢性的な炎症は自己免疫疾患やⅡ型糖尿病など生活習慣病の基盤となる病態に繋がる。そこで、免疫細胞マクロファージを用いた細胞培養技術や分子生物学的手法を行い、作用メカニズムの解明を行うとともに、実験動物を用いて生体内での評価を行うことで、慢性的な炎症を防ぐ機能性食品への応用を目指している。
現状の課題に対して自ら考え主体的に行動できる点が私の強みである。この強みは大学1年生から現在まで4年間勤めている飲食店のアルバイトで発揮された。私が勤める飲食店では新型コロナウイルスの影響から客足が減少しており、店舗売上が低い状況であった。その中で私は2つの課題を見出した。1点目が顧客に応じたメニュー提案ができていない点、2点目が半年に1回クレームが入るほど接客の質が低い点である。そこで2つのことに注力した。1点目が顧客の状況を瞬時に察知した最適なメニュー提案だ。例えば、軽く会話を交えお店を長時間利用するかを聞き出し、ドリンクのサイズアップを提案することで客単価の増加を図った。2点目は技能秘書検定試験2級に合格し、学習した内容を皆に共有することで全体の接客能力の向上を図った。私自身電話対応の際の敬語の拙さを自覚しており、改善のため技能秘書検定試験2級取得を決めた。その結果、約半年間で売上は3%向上し継続顧客の確保にも繋がった。このように、現状の課題を考えた上で主体的に行動することはどのような職種についても必要な力であると考えており、貴社でもこの強みを活かしたいと考えている。
私が最も打ち込んだことは研究活動である。研究内容を大勢の前で発表したいという思いから学会発表の参加を目標に研究活動に取り組んできた。しかし、当初は3回の再現性取得まで21回実験を行うなど失敗続きであった。この状況下で課題は2点あった。1点目は技術的な知識や経験が乏しく、考察力が弱い点だ。2点目はプレゼンテーション経験が乏しく、緊張すると早口になってしまうため聴衆を惹きつけるプレゼンテーションを身につけることが課題であった。そこで私は2点に注力した。1点目は論文検索や研究室のメンバーとの意見交換により技術的知識を吸収し、実験結果と比較して失敗の原因を書き出した。そして1つずつ取り組むことで、実験を成功させるための解決策を見出した。2点目は学会発表で受賞経験があるメンバーの発表を参考にし、「抑揚をつけた発表」と「聴衆に目を向けた発表」が聴衆を惹きつける要素であると考えた。これらをゼミの発表で意識することで聴衆を惹きつけるプレゼンテーションの習得に努めた。結果、計2回の学会発表に参加し、内1回は52組中5組が選ばれる優秀賞を受賞した。この経験から多角的な思考で課題に取り組む粘り強さを培った。
興味を持った理由は2点ある。1点目は貴社の事業内容に惹かれたからだ。私は幼少期の入院から美味しさと健康を併せ持つ食品の開発に携わりたいと考えており、そのうえで幅広い製品に携わりながら陰の立役者として食品の根幹を担う素材メーカーに興味を抱いてる。貴社は他社素材メーカーと比較して食品のコクや風味などの嗜好機能だけでなく、トランス脂肪酸含有率の低減にも取り組むなど生体調節機能にも力を入れていることから、「美味しく食べて健康になるための食を提供したい」という私の思いと一致していると感じた。2点目は貴社の人との繋がりを重んじる理念が私の価値観と強く合致するからだ。飲食店のアルバイトではお客様は勿論、スタッフに対しても気配りある行動をモットーとしており、人との繋がりがお客様の笑顔を生み出す良い製品に繋がると確信している。仕事体験を通して貴社の顧客に寄り添った研究開発に必要なノウハウを理解したい。
読みやすさと誤字脱字