カネカの春インターン体験記(営業職)_No.22069

カネカの事業内容や働き方について、グループワーク形式で理解する。

カネカの事業領域の広さに焦点を当てたワークや、カネカの営業スタイルをゲーム感覚でシミュレーションできるワークがあった。

参加したワークを通じてカネカの営業スタイルや実際の仕事の進め方を具体的にイメージできた。ESやテストによる優遇はないが、内容が非常に充実しており、ゲーム感覚で営業をシミュレーションできるプログラムでは、取引先とのコミュニケーションや、異なる立場の要望をどう折衷していくかといったリアルな判断が求められた。そうした体験を通じて、カネカの営業は単なるモノ売りではなく、課題解決型であることがわかり、自分もその中で価値を発揮したいと思うようになった。

このインターン自体に選考がなく、誰でも参加できる形式だったため、参加者の層も幅広く、意欲的に取り組む人もいれば、そうでない人もいるなど、レベルにばらつきがあった。そのため、全体として特別にレベルが高いという印象は受けなかった。

会社・社員の雰囲気は明るく丁寧で、参加者を大切にしている印象を受けた。特に司会を務めていた女性社員の方が丁寧な対応で進行してくれ、場を盛り上げるのが非常に上手だった。プログラムはグループごとに進行する形式だったが、全体をうまく巻き込む工夫がされており、一体感のある雰囲気が生まれていた。

営業のワークを通じて、化学業界における営業スタイルを具体的に理解できた。単に製品を売るのではなく、顧客の課題やニーズを引き出し、技術部門と連携しながら最適な提案をしていくという流れを体感できた点が大きい。自分の中で漠然としていた「化学の営業」が、課題解決型であり、提案力や調整力が求められる仕事だという理解に変わった。

プログラムはあくまでシミュレーション型のゲーム要素が強い内容だったため、大きな成長を実感するほどではなかった。

営業の仕事をゲーム感覚で体験できる構成になっており、参加者が楽しみながら理解を深められるよう工夫されていた。司会進行やプログラムの構成にも一体感があり、飽きずに取り組めた。

川中企業ならではの特徴として、単に製品を売るだけでなく、顧客の課題に応じた提案力や高度な技術力が求められることを学んだ。また、裁量が大きいため、自分だけでなく周囲の関係者をどう巻き込みながら仕事を進めていくかが重要であると理解した。

選考優遇などはないが、内容はしっかりしており、真剣に取り組めば会社や営業職への理解を深めることができる。グループごとのワークが中心で人数も少ないため、場を回したりリーダーシップを取る姿勢を見せると、より学びが大きくなると思う。