ＧＭＯペイメントゲートウェイの夏インターン体験記(営業職)_No.20022

GMOにおける新規事業立案ワーク

まずは会社説明や事業説明を中心に講義形式の時間で午前中が終了した。その後、グループに振り分けられて新規事業立案のワークに入った。成果物を発表したのちに、マネージャー級の審査員の現場員社員が登壇してフィードバックが行われた。最終的に優勝班が決められてインターンが終わった。

インターンの参加から二ヶ月後くらいに早速早期選考の案内が来た。私は参加しなかったが、選考フローのカットもあったようだ。

志望度が低下した要因として大きかったのは、社員の愛社精神が強すぎる雰囲気が受け付けなかったことだ。愛社精神を持つことは結構だが、それ自体が目的になっているような感じは否めない。また、マネージャー社員を過度に崇めるような雰囲気にも少し気持ち悪さを感じてしまった。

早期選考の案内メールがかなりスピーディーに来たが、個別の面談や交流会は開催されなかった。

学生のレベルとしては参加したインターンシップの中で最も低かったのではないかと思う。具体的には、人の話を聞かない、論理的に物事を考えられないといった致命的な欠陥が複数見られるような学生が多かった。

エネルギッシュな雰囲気は良かったが、自社の愛を過剰にアピールするような対応があまり好きになれなかった。

決済事業は当時の私の理解レベルではほとんど理解できていなかったため、ある程度理解できたと思う。

強いて言えば社会人の方に向けた発表のスキルがついたと思う。しかしながら、基本的に良い議論ができたとは思えなかったため、成果物は納得いくようなものではなかったので成長できたとは言えない。

新規事業立案ワークというと聞こえは良いが、悪く言えば丸投げしているだけのようにも思える。この時期の学生に新規事業立案をやらせると発散するだけして終わりなので、あまり適切だとは思えない。

学んだこととしては、決済事業という比較的ニッチな市場であってもどんな領域で事業を展開していくかという部分を工夫すれば成長の余地があるということだ。これは決済事業に限らず、他の市場であっても社会人として大きな可能性を持って領域を拡大していくという面白みもあることを学んだ。

面接の選考フローもないので、参加している学生の質には期待しない方がいいと思う。場合によってはかなりストレスが溜まってしまうと思うので、色々な人がいるなという気持ちで臨むくらいがちょうど良いのではないかと思っている。