東レの夏インターン体験記(技術)_No.23586

私の研究テーマは混じりあわない流体中を上昇する気泡挙動の解析である。工業装置においてポンプ中を気泡と複数の液体が混ざった流れが発生する。このような流体が混じりあった流動現象は複雑になりポンプに悪影響を与えるため、ポンプの性能が落ちる原因となる。そのため流動現象を理解することは工業装置の性能向上に重要である。しかし複数の流体が混じりあった流れでは、物性値ごとにどのような流動現象を示すのかが分かっていない。そこで私は物性値ごとの流動現象を理解するために様々な物性値でデータを取り、物性値ごとの特徴を調べている。前例のない研究のため流動現象が日々解明されていくことにやりがいを感じる。

カーボンニュートラルと貴社の繋がりを理解したいからだ。貴社は軽量化の観点から、これまでのモビリティ製品に使われている鉄に代わる炭素繊維の製造を試みている。また貴社は生産活動による温室効果ガス排出量の削減に取り組んでおり、環境への意識が高いと感じている。このように貴社は世界のカーボンニュートラル実現を引っ張っていくような企業であり私の製品開発を通じてカーボンニュートラルに関わっていきたいという志と一致している。また貴社の化学繊維は世界中の機械製品に使われており、世界に影響を与える貴社に興味がある。しかし貴社の高い技術力がどのように炭素繊維の製造に役立っており、どのようなアプローチで金属に代わる炭素繊維を製造するかが不明瞭である。今回のインターンシップで世界に誇れる貴社の技術力、業務、考え方を体験し、企業理解を深めるとともに不足しているスキルの習得や今後の成長に役立てたい。

私は持続可能な社会づくりに貢献したい。私は人に感謝をされることが好きだ。そこで人に誇れる世の中の為になる仕事をするという目標がある。そこで注目しているのがカーボンニュートラルである。地球温暖化による悪影響を防ぎ、次の世代が快適に暮らせる持続可能な社会を実現したいと考えている。その目標を貴社は達成可能である。理由として貴社の世界シェア1位の炭素繊維複合材量は風車やモビリティ製品に使われており、持続可能な社会実現に向けて材料の観点で最前線に立っているからだ。これ以外にも様々な身近な製品に使われ、付加価値を付けて人々の生活を豊かにしている。これらから私は貴社の社会貢献度の高さに魅力を感じている。貴社の装置開発に関わることで貴社製品の製造過程を効率化し、製造過程の観点でもカーボンニュートラルに携わりたい。また低コストで製造できる装置開発をし、多くの人が安価で質の高い材料を利用できるようにしたい。

設問が少ないのでオリジナリティを出した

分からない問題はすぐ飛ばす

参考書を一冊完璧にする

理路整然とした文章を書けるか