東レの夏インターン体験記(機械系)_No.22591

私はディップ塗装と呼ばれる、製品を塗装液に沈めて塗装を行う技術を研究しています。製品の塗装時に、気泡が液に混入することは外観不良や強度低下を招きます。この原因には、製品を塗料に入れる際に塗料に大きな力が加わることで液面近くの流れが乱れ、空気が混入しやすくなることが考えられます。そこで私は、平らな板の進入速度や表面の粗さ等を変更し、多くの塗料に使用される高粘性溶液に進入させて液面を観察しました。そして、平板の粗さと進入速度の関係を究明した結果、液面が乱れ、気泡混入がしやすくなる境界を明らかにしました。現在は、液面の乱れが生じる原理を解明することで、気泡混入を防ぐ塗装技術の向上に取り組んでいます。

貴社が取り組む大規模なプラントの設計から保守といった多岐にわたる業務への理解を深めたいためです。私は研究で一から実験装置を作成し実験を行う経験から、様々な人の意見を伺いながら、自分で考えて結果を出す仕事が私のやりがいにつながると感じました。そのため、様々な人が関わりあう規模の大きなプラントに将来携わりたいと考えています。そこで、多くの材料開発を実現し、製造装置の開発まで自前で行う貴社に興味を持ちました。本インターンシップは、プラントの設計から保守までの工程を担い、社2会を支える貴社の技術力を学ぶことができる貴重な機会であると感じ、応募しました。研究で培った流体工学や装置設計の知識が実際にどのように活かされているのかを学びたいと考えます。そして、実際にプラントが稼働する様子を間近で体感し、リーディングカンパニーである貴社のスケールを肌で感じることで、自分の将来像を明確にしたいと考えます。

私が仕事をするうえで成し遂げたいことは2つあります。1つ目は、チームで一丸となって、モノづくりに携わり成果を出すことです。私はこれまでの学生生活を通じて、チームで共通の目標に取り組み、成果を出すことに大きなやりがいを感じてきました。個人よりもチームである方が、同じ目標を持つ仲間と喜びを分かち合うことができるためです。そこで、多様な経歴や専門知識を持つ様々な方と協力しながら、プラントなど規模の大きな物に携わることで、地図に残る成果を生み出したいと考えています。2つ目は、人の生活に密接に関わる仕事に従事し、社会貢献を果たすことです。水や空気といった人々の生活に必要不可欠な資源に関する問題を解決していくことで、人々の暮らしを根底から支えたいと考えます。そして、大学院で専攻する流体工学の知見を活かして、リードエンジニアとしてプラントに関するプロジェクトを推進していきたいと考えています。

質問項目から志望度の高さをかなり見られていると思ったので、自分の将来像や志望動機から具体的な働く姿を描けていることを伝えられるように文章構成を注意した。

とにかく時間がないので、わからない問題は飛ばし、どんどん先に進んでいった方がいいと思った。

SPIの対策本を1周した後、苦手な部分は繰り返し復習するようにした

エントリーシートの内容が一番重視されていると思います。その中で、東レに対する志望度が一番見られていると思います。