JFE商事の秋冬インターン体験記(総合職)_No.21866

トレーディングビジネスの理解と、人事戦略

鉄鋼のトレーディングビジネスの体験ワーク/JFE商事の人事戦略立案
鉄鋼トレーディングビジネスの体験。材料を安く仕入れ、メーカーに高く売るビジネスを理解するために、社員の方が仕入れ先・メーカー側になりきり、班ごとにJFE商事の商社マンとして価格交渉を行う。
JFE商事の人事部として、企業説明会のパワーポイントを班ごとに作成して発表する。意図としては、自分たちが人事になりきることで、JFE商事の企業理解を深めるというところがあった。

鉄鋼業界的に、飲み会や接待などの業務時間以外の仕事が多く、商社は自分の性格に合っていないと思った。一定分野のスペシャリストになりたい人が専門商社に来るべき、と教えてもらったが、鉄鋼の営業マンとしての専門性には関心を持てなかった。参加学生や社員の方に体育会が多かったのも納得した。

MARCH・早慶の体育会がボリュームゾーン。ほかにも留学やミスコン経験者。他社のインターンと比較して学生の学歴が低かった。

進行は人事部が行っている。面接官だった人事の方もいた。2日目は社員座談会があり、現場の社員の方を囲う形で話を聞くことができる。社員座談会では、若手からベテランまで、経歴もさまざまな社員が来てくださった。

商社は激務で有給が取れないというイメージがあったが、今はとれる文化になっている。JFE商事だけでなく、JFEグループ全体の強いパイプがあるため、安定した収益を得ることができている。ただ、接待や会食などの業務外の仕事も多く、インターンに参加して現場の社員に聞いたからこそ学ぶことができた。

1日目のトレーディングビジネスの体験では、社員の方が、「それだと売れない」等厳しい言葉をかけてくださったり、商社ビジネスという仲介業の大変さを感じた。なぜ商社が仲介するのか？商社がいる意味とは？について考え、人が商材である事業モデルの泥臭さ、大変さを感じた。

業務内容が、アウトサイドセールスとインサイドセールスに分かれ、専門商社の役割はトレードと事業投資である、といった基礎知識を理解しておく。また、かなり体育会でコミュニケーション能力がたけている人が向いていると思うので、その属性の人はぜひ応募してほしい。