アサヒ飲料の秋冬インターン体験記(事務職)_No.24788

子供の頃に胸を躍らせた「三ツ矢サイダー」を、人生のどのステージでも楽しめる。そんな、世代を超えて受け継がれる「一生モノのワクワク」を届けたいです。
そのための挑戦が、様々な「果汁100％三ツ矢サイダー」の開発です。これは単なる新フレーバーではありません。砂糖不使用でビタミンも摂れるこの商品は、健康を気遣うようになった親世代や祖父母世代への「新しい選択肢」という贈り物です。
孫が飲む定番の「三ツ矢サイダー」の隣で、祖父母が「100％の桃」を美味しそうに飲む。そんな、一つのブランドが家族の絆を紡ぐ未来を創造したい。100年ブランドの歴史に、次の100年も愛され続けるための新しいワクワクを刻み込むこと。それが、私が貴社で成し遂げたい挑戦です。

単なる商品企画の提案ではなく、その商品がもたらす「未来の光景」を、面接官の心に映像として映し出すことを意識しました。「孫の隣で祖父母が飲む」という具体的なシーンを描写し、私の届けたい「ワクワク」が、機能的価値だけでなく、家族の絆に繋がる情緒的価値であることを表現。ロジックに加え、人の心を動かす共感力で、想いを伝えることを心掛けました。

計数では、いきなり精密な計算を始めるのではなく、まず選択肢を見て「答えの桁数や大まかな規模」を予測する癖をつけます。これにより、明らかに違う選択肢を排除でき、複雑な計算をショートカットできる場面が格段に増えます。
言語では、先に設問を読み、本文から答えの根拠となる部分を探す「逆算思考」が有効です。この『予測』と『逆算』が、時間との勝負を制する鍵です。

玉手箱の対策は、問題の「型」を分解し、動作を体に覚え込ませる「反-復練習」に特化しました。例えば計数では、単に一問を解くのではなく、「2つのグラフから数値を拾い、変化率を出す」という動作だけを、時間を計りながら何度も繰り返します。
これにより、本番では問題文を読んだ瞬間に、解法パターンが自動的に頭に浮かぶようになり、思考の時間を大幅に短縮できました。

単に商品を愛する「消費者」としての視点ではなく、ブランドが持つ歴史や価値を未来へどう繋いでいくかを考える「当事者」としての視点を、最も重視されていたと感じます。
面接では、「なぜ三ツ矢サイダーは100年後も存在すべきか」といった、ブランドの未来に対する当事者意識を問う質問が印象的でした。過去への敬意と未来への創造力、その両方を持ち合わせているか、そのポテンシャルを見られていたのだと思います。