- 2024年12月上旬
- オンライン
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2024年11月中旬 |
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貴社の研究職に必要な知識や心構えを学びたいからだ。人々の心身の健康増進に貢献し、幸せを守りたいという想いがある。貴社は注力している感染症領域に加えて、食と薬のシナジー創出を目指した腸内細菌研究や薬に甘いコーティングを施す工夫など、長年蓄積された研究技術・ノウハウを最大限に発揮した製品開発を行っている点に魅力を感じている。本イベントでは、研究職に必要な知識や心構えを学ぶと共に、一人ひとりの挑戦を後押しするような環境の中で、どのように健康にアイデアをもたらしているかを体感したい。そして、人々に寄り添った革新的な医薬品創出の一翼を担いながら、自身が働く姿をイメージしたい。
私の長所は主体的な信頼関係構築である。学外研究機関との共同研究活動、○○としてのアルバイト活動では、他者と積極的に関わり信頼し合える関係を構築することで、大きな成果を挙げることができた。AIによる機械化・自動化が進み、人同士の直接的な関わりが疎遠傾向にある現代だからこそ、人間にしかない他者への共感や思いやり、主体性が大切であると考えている。社会に出てからは、主体的な行動で周囲を巻き込みながら信頼し合える環境を作り、部署・会社の垣根を越えた多様な人々との迅速な医薬品提供に尽力したい。
私は光合成調節に関わる○○について研究を行っている。タンパク質は主に、転写と翻訳の2つの段階を経て生合成されるため、○○の安定性はその後に生合成されるタンパク質量を左右する極めて重要な要素である。○○は藍藻における○○の安定性制御に関わるタンパク質だと考えられている。藍藻の○○において、○○条件では、分解酵素が○○領域を標的として分解し、不安定化させる。一方、○○条件下では○○が分解酵素と強く相互作用することで分解活性を阻害し、○○の安定性が向上する。このように○○が○○条件下での○○の安定性に影響を及ぼすことはわかっているが、詳しい機能については不明である。○○の詳しい構造や機能について解明することは、光合成能の調節や藻細胞内に有効物質を高効率に生産することに応用できると考えられている。そこで、純粋な○○を得るための精製条件を確立し、物理化学的な評価を行うことで、○○の詳細な性質を明らかにすることを目指した。2年間の先行研究を含めて、2年8か月の精製条件検討の末、大腸菌発現系で○○の遺伝子を発現し、3種類のクロマトグラフィー(タンパク質を特定物質への吸着力の差によって分離する方法)を用いることで純粋な○○を得ることに成功した。現時点では、○○が示唆されているため、外的要因が及ぼす影響についても評価していきたい。また、分解酵素と○○との複合体の研究を行うことで、生体内により近い条件での○○の機能を解明したいと考えているので、分解酵素の研究にも着手していきたい。
純粋な目的タンパク質を得るための精製条件確立が最も困難だった。そこで、約20報の論文を読んで類似タンパク質の精製プロトコルを詳細に学び、1か月ごとの実験計画に沿って効果的・効率的な実験を行った。また、指導教員への相談に加えて、学外研究施設の職員、共同研究先の教授・博士学生とも議論を重ね、様々な原因や改善案について考察した。この際、自身の固定観念に囚われず、広い視野を持って相手との議論に臨むことを意識した。その結果、従来のプロトコルに問題があると分析し、論文から得た新しい実験手法を加えることで、精製条件確立を達成し、2年間行き詰まっていた本テーマの進展に大きく貢献した。
研究概要については1000字とかなり長い文章を書くことが必要とされるので、読みやすい内容を心掛けた。他の設問に関しては、今まで書いてきた他企業のESと比べて、難しい文章はなく、書きやすかった印象がある。