Ridgelinezの秋冬インターン体験記(コンサルタント職)_No.22974

製造業社への業績向上コンサルティングワーク

初日は簡単な会社説明の後、各班が取り組むワークのテーマと使用するツールについての説明があり、すぐに課題解決型のワークへと移行しました。二日目には発表準備と成果発表が行われ、その後、社員との懇親会が開かれました。

ワークでは、Boxを通じて多数の資料が共有され、それらをもとにチーム内で議論を重ねながら課題に取り組みました。他のコンサルティングファームのジョブ選考と異なり、必要な情報はすべて顧客役の社員とのやり取りを通じて得る形式であり、独特な構成となっています。

インターン終了後、早期選考の案内があり、1月に実施される最終選考への参加案内をいただきました。

インターンシップを通じて、事業会社へのDX提案という実践的なテーマに取り組み、現場目線を意識したコンサルティングの重要性を学びました。顧客役の社員とのやり取りを通じて情報を得る形式や、社員の方々から丁寧なフィードバックをいただける仕組みは、他社にはない学びの多い経験でした。また、懇親会では多様なバックグラウンドを持つ社員の方々と直接対話し、それぞれの領域に対する熱量と柔軟なキャリア形成のあり方に強く惹かれました。こうした実務・人・環境の三点から、志望度が大きく高まりました。

旧帝大、早慶の割合が80%を占めていたため。

他社とは異なる独特なワーク形式を通じて、コンサルティング業が顧客との対話の中で進められる実践的な営みであることを改めて実感しました。論理的思考に加え、社内の力関係や調整といった政治的要素も意識しながら提案を進める必要があり、コンサルティングには多面的なスキルが求められることを学びました。

オンライン形式のケース面接はやや特殊で、対面とは異なる難しさがあるため、苦手意識のある方は市販の書籍を活用して対策するのがおすすめです。そのうえで、「結論ファースト → 理由 → 具体例や定量的な数値 → 再主張」という基本の構成を、安定してアウトプットできるよう繰り返し練習することが重要です。再現性のある話し方を身につけることで、落ち着いて本番に臨めると思います。