パナソニックオートモーティブシステムズの秋冬インターン体験記(設計開発職)_No.23459

将来の車載ソフトウェア開発を理解するグループワーク

1日目は，会社説明を受けた後，車載アプリのアイデアブレストを実施した．5人グループが7つ作られ，それぞれのグループで出たアイデアを発表した．発表のためのPowerPoint資料作成もほかの参加者と協力しながら行った．
2日目には，車載ソフトウェアで実装される具体的な制御をプログラムに落とし込むとどのような考え方になるのかをワークショップ形式で実施した．2日目は個人ワーク後に同じグループの参加者たちと答え合わせをするような流れだった．最後には現場社員との座談会をし，会社のことなど様々なことを聞くことができた．

もともと自動車業界に興味がなかったため，参加前は全く志望していなかった．そのため，このワークショップを通して，自動車業界での情報系の人間の活躍場所を見ることができ，働くイメージが少し明確になった．そのため，業界・会社の両方に対して志望度は上がったといえる．

限定イベントとして，座談会や説明会を実施していただけた．そのため，選考対策や，選考後のイメージが具体的に持てるようになったと感じた．

ほとんどが大学院生だったためです．所属大学は様々でしたが，ある程度情報系・電気系の学部出身の方が多かったように感じ，内容的にも初学者向きと言ってはいたものの，なかなか濃かったように感じます．

グループワーク中も社員さんが一人常駐しており，わからない点などについて気軽に質問することができた．また，座談会などではざっくばらんにお話していただけて，非常に有意義な実感を作っていただけたと感じている．

自動車業界で情報系のスキルをどのように生かすことができるのか，また，変革が起きている自動車業界で生き抜いていくにはどのような事業を展開していく必要があるのかなど，会社での取り組みについて詳しく伺うことができたため．

ソフトウェア開発におけるスキル面での成長はそこまでなかったが，グループワークを通じて，情報系が専門では無い方々とどのようにディスカッションを進めていくべきかを少しつかむことができたように感じた．

ただのソフトウェア開発ではなく，自動車業界でのソフトウェア開発ということで，安全性や快適性など，人の命を預かるために考えなければいけないことがたくさんあるのだと知ることができたため，充実した時間だったと感じた．

私は自動車業界にあまり興味がなかったため，「どんなことをしているのだろう」と興味本位での参加になってしまったが，本インターンシップでの活動を通して，自動車業界でのソフトウェアに対する考え方を知ることができた．安全面などには特に配慮しなければならず，単純な技術開発とは異なる難しさがあるのだと感じることができた．

自動車業界に興味がある学生にはぜひ参加してほしいインターンシップだと思います．ソフトウェアに携わる予定がなくとも，自動車に対する電機メーカー目線での考え方を知ることができるためです．積極的にパナソニックグループに応募していると案内をもらえると思います．