デロイト　トーマツ　アクトの夏インターン体験記(SE)_No.21205

企業が抱える複雑な業務フローの中に潜む課題を的確に見つけ出し、それに対してシステムの導入を通じて生産性を高めるための、実現可能かつ革新的な戦略を提案するという内容の課題でした。その過程では、業務全体の構造を繊細に分析しながら、従来の枠にとらわれない柔軟かつ創造的な発想が強く求められ、まるで文化祭の企画を一から練り上げるような楽しさと難しさがありました。

初日は、企業の現状や業界全体の背景についての講義が行われ、普段はなかなか知ることのできない業界の基礎知識や、長年にわたり積み上げられてきた先人たちの知恵に触れることができた、非常に貴重で学びの多い時間となりました。その後はグループに分かれ、参加者同士でディスカッションを重ねる中で、互いの視点や考えを尊重しながら、自らのアイデアを他者と融合させていくという、創造的で刺激的な協働の場が広がりました。そして迎えた最終日には、グループごとにこれまでの議論をもとに洗練されたプレゼンテーションが行われ、企業の方々からのフィードバックを通じて、さらに深い洞察を得ることができました。全体を通じて、知的好奇心が強く刺激されると同時に、実社会の課題に向き合う視座を得られる非常に濃密な経験でした。

早期選考をもらうことができました。

インターンシップを通じて、企業の価値観や与えられた課題に対し、論理的思考と創造性を掛け合わせながら企画を練り上げていくプロセスは、まるで新たな価値を生み出す現場に立ち会っているかのような高揚感があり、自らの手で何かを創造することの喜びを実感しました。この経験を通じて、貴社の環境の中でこそ自分の力をさらに伸ばし、社会に貢献できる存在へと成長したいという思いが一層強まりました。

問題なく議論ができ答えが導き出せるレベルだった。

常に気にかけてくれた。また、選考のアドバイスもしていただいたから印象は良かった。

講義やディスカッションを通じて、企業がどのような理念や価値観を基盤として経営戦略を立案し、それに基づいて業務プロセスを設計・運用しているのかについて、実例を交えながら具体的に学ぶことができました。さらに、変化の激しい市場環境において、どのような視点でデータや社会の動向を分析し、先を見据えた意思決定を行っているのかという、企業の戦略的思考の一端にも触れることができ、非常に学びの深い時間となりました。

さまざまな人たちと関わる中で、それぞれが持つ多様な価値観や考え方に触れることができ、自分にはなかった視点や発想を知る貴重な機会となったからです。

インターンシップを通じて、企業が掲げる理念の背景にある思想や、それを実現するための戦略の緻密さ、さらに現場で重視される創造性と論理性を兼ね備えた思考法について学ぶことができました。グループワークでは、メンバーそれぞれの個性や強みを活かしながら、一つの成果物を共同で作り上げるプロセスを経験し、協働の意義と難しさ、そして楽しさを実感しました。また、プレゼンテーションに向けた準備や発表を通じて、自分の考えを他者にわかりやすく、説得力をもって伝えるための表現力や構成力も高めることができました。知的好奇心をかき立てる活発な議論やフィードバックの数々は、企業の文化や業務の進め方をより深く理解するうえで非常に有意義であり、自身の将来像を具体的に描くきっかけにもなりました。

まずは、自らの感性や着眼点を大切にし、与えられた課題に対して自分の意見を大事に取り組むことをお勧めします。固定観念にとらわれず、柔軟な思考を持つことで、独自性のある視点や提案が生まれやすくなります。また、事前に企業の理念や事業内容、さらには業界全体の動向について丁寧に調査しておくことで、ディスカッションや課題解決の際により実践的で深い発言ができるようになります。グループワークでは、自分の意見を明確に伝える力と同時に、他者の考えにも真摯に耳を傾け、協働を通じて新たな気づきを得ることが重要です。