KPMGコンサルティングの夏インターン体験記(data&AI)_No.25073

家電量販店のサプライチェーンマネジメント（SCM）をテーマとした課題に取り組みました。具体的には、フェルミ推定から始まって、実際の課題を特定し、それに対する具体的な施策を提案するという一連のプロセスを経験しました。

家電量販店のサプライチェーンマネジメント（SCM）をテーマに、5～6名のチームでグループワークを実施しました。フェルミ推定から始まり、課題の特定、具体的な施策提案まで一連のプロセスを体験しました。

1次面接の権利獲得

インターン参加前から志望していましたが、実際の体験を通じて志望度が大幅に上がりました。最大の理由は、企業文化への深い共感です。事前の企業研究では想像していた以上に、穏やかで協調性を重視する文化があることを実感しました。競争よりもチームワークを大切にし、議論を通じて最適解を見つけていく姿勢や、正解を求めるよりも思考プロセスを重視する文化が、自分の価値観と完全に合致していると感じました。

参加者の出身大学は早稲田、慶應から東大、京大、一橋など難関大学出身者が中心で、全体的に学歴レベルの高い学生が集まっていました。経験面でも、学生団体の代表や起業経験者、海外留学経験者、体育会での活動経験者など、多様で豊富なバックグラウンドを持つ学生ばかりでした。

最も大きな学びは、コンサルティングの実際の思考プロセスを体験できたことです。書籍で読んだフレームワークを実際のビジネス課題に適用する難しさや、理論と実践のギャップを肌で感じることができました。社員の方々から直接フィードバックをいただけたことも貴重でした。

まず、事前準備として業界知識をしっかり身につけておくことをお勧めします。私は家電量販店のサプライチェーンについて事前知識が不足しており、もう少し深く調べておけば、より具体的で実現可能性の高い提案ができたと反省しています。ケース対策については、東大生のケース対策本などで基本的なフレームワークを学習するだけでなく、実際に時間を計って問題を解く練習や、友人とのディスカッション練習を積んでおくことが重要です。特に、限られた時間でチームとして結論をまとめる経験をもっと積んでおくべきでした。