- 2024年2月上旬
- 石川県
- 1日間
- 交通費支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2023年12月下旬 |
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私は他学生よりも、工学に関する幅広い専門技術と専門知識を保有している自信があります。
私は工業高等専門学校に在学しておりました。そのため、大学進学後から工学を学んでいる学生よりも、3年間多く工学を学んできました。大学のカリキュラムには、溶接や鍛造などの実習科目がほどんどないため、大学生の多くは、それらを体験したことがありません。しかし私は、高専1年次から、図面を読み、鉄をたたき、金属を加工してきました。この実習経験の差は、設計開発を行う上で大きな差になると感じています。
しかし、私は数学的な研究を行っています。そのため、工学の特定の分野に関する深い知識は持ち合わせていません。その点は他学生に劣っていると感じます。ですが、高専時代の経験と、数学的研究で得た論理的思考力で、その差は埋められると考えます。
以上より、私の専門技術は、比較的高いレベルにあると自己評価します。
私には、目標達成のために緻密な計画を立て、徹底的に努力する力があります。この力は、大学編入学後の単位認定試験に全力で挑戦することで身に付けました。編入生は、通常の定期試験に加え単位認定試験を受験する必要があったため、編入後約3カ月間で、20科目ほど試験がありました。この日程を乗り超えるために私は、どの科目を、いつ、何時間勉強するのか、といった明確な計画を立てました。バスや電車の待ち時間や移動時間などの隙間時間も計画に踏まえて、用語の暗記などを行いました。適宜計画を調整しつつ、計画に沿って徹底的に努力しました。その結果、受講した科目の内、約8割である16科目で最高評価を獲得することが出来ました。この経験から私は、緻密な計画性と徹底的な努力が、高い成果を得るためのポイントであると感じました。個人の能力が重要であるシステム開発業務においてこの強みを活かし、円滑に業務を行える人材に成長してみせます。
私は学業に打ち込んできました。高専在学時は、数学などの基礎科目や、機械力学などの専門科目の学習に励み、何度も首席を獲得しました。基礎科目で学んだ知識が、専門科目の基盤となっていることを感じ、基礎と専門それぞれの学習に励みました。編入学後は、講義や研究活動において英語の重要性を感じ、英語の学習に打ち込みました。これまで「知識」として学んできた英語を、実際に利用する「道具」として扱うために、中学英語から学びなおしました。脳内で英語を日本語に翻訳せず、英語のままで理解することを意識しました。隙間時間に単語を暗記し、運転中の車内では必ず英語の音声を流しました。その結果、TOEICで890点を獲得し、英語での講義内容や論文を、自然に理解できるようになりました。この経験から私は、現状を認識し、時には一からやり直すことの大切さと、学ぶことのおもしろさを感じました。今後も様々な学習に励み、成長を続けていきます。
私の研究テーマは「パーシステントホモロジーの工学への応用」です。パーシステントホモロジーとは「穴の数」を数学的に定義したものであり、対象の「形の違い」を定量的に判断することができます。この性質をデータ解析や機械学習に応用することを、日々研究しています。この研究は「数学」を「工学」に応用する研究であるため、位相幾何学などの数学的知識が、研究の土台となります。そのため、これまでの2年間は、主に数学的知識の獲得と、ホモロジー論の学習に励みました。修士での残り1年間で、工学への応用方法を定め、具体的な手法を研究していきます。
「あなたの保有する専門技術とそのレベルを客観的に評価してみてください。」という設問が独特で、答えるのが難しかった。