- 2024年12月上旬
- 東京都
- 1日間
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2024年9月中旬 |
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志望理由は、貴社の業務内容に対する理解を深めたいからだ。私は、父が神経芽細胞腫という希少がんを患った際、医師が父の症状や体調に合わせて最適な薬を選び、治療効果を最大化する姿を目の当たりにした。適切な医薬品が痛みを和らげ、生活の質を大幅に向上させる力を持っていることを実感した。この個別化医療の力に感動し、患者に合った最適な治療を提供する医薬品業界に興味を持った。貴社は、QOL向上を目指す医薬品やヘルスケア製品の提供に注力しており、患者のニーズに応じた製品開発を行っている。特に、医療現場での医薬品選択が患者の生活に大きな影響を与えるという私の経験は、貴社が掲げる「生活の質の向上に貢献する」という理念と強く結びついている。このような理由から、貴社のワークショップ参加を志望する。
大学一年生の時にバレーボールサークルを立ち上げ、メンバーを集め全国大会出場を目標に活動した。
全国大会予選で優勝し、全国大会に出場することを目標とした。目標達成のためにチーム全体の連携を強化し、個々の技術向上に取り組む練習を徹底して行った。
全国大会予選で30チーム中1位となり、全国大会出場を果たした。動画分析やPDCAサイクルを活用し、技術力を向上させた。また、全国大会優勝経験のある選手を招き、チームプレー戦術を磨いた。
大学1年時、私はバレーボールサークルを立ち上げ、代表としてチームを全国大会出場に導いた。当時、学内のサークルは楽しむことが優先され、競技に本気で打ち込める環境がなかったため、同じ志を持つメンバーを集めて新たなサークルを立ち上げることに決意した。中学時代は部長として全国大会出場を目指していたが、目標を達成できず悔しい思いを抱えていたため、そのリベンジを大学で果たしたいという強い思いがあった。高校ではバレー部がなく、やむを得ず社会人チームに自ら連絡を取って参加し、技術を磨いていた。大学では、まず14人のメンバーを集めて全国大会出場を目指したが、最初の予選では「個々の技術力」と「チームプレー力」が不足しており、突破できなかった。それでも諦めず、メンバー全員で動画分析を行い、PDCAサイクルを取り入れて技術力とチームワークの向上に努めた。さらに、全国大会優勝経験者を招いて戦術練習を強化し、次の予選では30チーム中1位となる好成績を収め、念願だった全国大会出場を果たした。この経験を通じて、目標に向かってチーム全員が協力し続け、共に成長することの重要性を深く学んだ。
私の研究は、「炎症によるがん細胞の領域拡大抑制活性の減少機構の解明」に取り組んでいる。現行の抗がん剤には、がん細胞だけでなく正常細胞にも影響を与え、副作用が大きいという課題がある。このため、新たな治療メカニズムの発見が必要だと考えた。特に、がん細胞を囲む正常細胞ががん細胞を排除する現象が、炎症により弱体化するという現象に着目し、その抑制メカニズムを解明することを研究の目的とした。
私の研究では、免疫応答や炎症反応の調節において中心的な役割を果たす受容体であるTLR4(Toll Like Recepter4)に注目している。TLR4は、がんの発生、進行、転移においても重要な役割を持つことが近年の研究で示されており、このメカニズムの解明が新たな治療法の開発につながると期待されている。炎症が進行することで、がん細胞が免疫システムからの攻撃を回避しやすくなり、増殖が促進されることが推測されているため、このプロセスに対する理解は極めて重要である。
実験では、がん細胞と正常細胞を同じプレート上で共培養し、特定の分子が両方の細胞にどのような影響を与えるかを調べる手法であるフォーカスアッセイを使用した。この実験によって、TLR4が活性化され炎症が起こると、がん細胞の増殖が促進されることを確認した。この結果から、炎症ががん細胞の領域拡大を促進するメカニズムが明らかになり、このメカニズムを標的とする新たな治療法の開発が必要であることが示唆された。
今後の研究では、正常細胞内でのTLR4の役割をより詳しく調べ、炎症によるがん細胞の領域拡大抑制活性の減少がどのように関連しているかを検証していく予定だ。具体的には、正常細胞内でTLR4をノックダウンする実験を行い、TLR4がどのようにがん細胞の増殖に影響を与えているかを明確にしていく。特に、炎症がどの程度がん細胞の微小環境に影響を及ぼし、その結果としてがん細胞の生存率や浸潤能に影響するかを解明していく。この理解を通じて、がん細胞の増殖を抑制する新たな治療メカニズムの解明を目指している。
この研究は、がん治療における副作用を軽減し、より効果的で副作用の少ない治療法を開発するための重要な一歩となる。TLR4の役割をさらに解明することで、個々の患者に応じた治療法の個別化にも繋がると考えている。
第一三共ヘルスケアのエントリーシートを書く際に注意した点は、以下の三つである。
一つ目は、自分の研究内容を誰にでも理解できるように専門用語を避け、分かりやすく簡潔に伝えること。幅広い消費者に製品を提供する企業であるため、この点を特に意識した。
二つ目は、ガクチカで協調性をアピールすること。研究室で新しい実験システムを確立する際、チームメンバーと協力して課題を克服した経験を強調した。
三つ目は、志望理由を企業に合わせ、全体を通して分かりやすく伝えること。自分の研究が企業の製品開発や健康サポートにどう貢献できるかを具体的に示し、簡潔に伝わるよう工夫した。
これらを意識することで、自分の強みを効果的に伝えられるように心がけた。