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第一三共ヘルスケアの秋冬インターン体験記(技術系総合職)_No.19879

参加した先輩たちの口コミ・選考対策

基本情報
2026年卒|大学名非公開|男性|理系
他企業でのインターン
満足度
2024年12月上旬
東京都
1日間
昼食支給あり

選考情報

選考フロー

ES

提出締切時期 2024年9月中旬
第一三共ヘルスケアに興味を持った理由とワークショップに参加する目的をご記入ください。(350字以内)

志望理由は、貴社の業務内容に対する理解を深めたいからだ。私は、父が神経芽細胞腫という希少がんを患った際、医師が父の症状や体調に合わせて最適な薬を選び、治療効果を最大化する姿を目の当たりにした。適切な医薬品が痛みを和らげ、生活の質を大幅に向上させる力を持っていることを実感した。この個別化医療の力に感動し、患者に合った最適な治療を提供する医薬品業界に興味を持った。貴社は、QOL向上を目指す医薬品やヘルスケア製品の提供に注力しており、患者のニーズに応じた製品開発を行っている。特に、医療現場での医薬品選択が患者の生活に大きな影響を与えるという私の経験は、貴社が掲げる「生活の質の向上に貢献する」という理念と強く結びついている。このような理由から、貴社のワークショップ参加を志望する。

あなたが学生時代(大学以降)に最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。(50字以内)

大学一年生の時にバレーボールサークルを立ち上げ、メンバーを集め全国大会出場を目標に活動した。

取り組みで目標としていたことを簡潔にご記入ください。(100字以内)

全国大会予選で優勝し、全国大会に出場することを目標とした。目標達成のためにチーム全体の連携を強化し、個々の技術向上に取り組む練習を徹底して行った。

取り組みの成果を簡潔にご記入ください。(100字以内)

全国大会予選で30チーム中1位となり、全国大会出場を果たした。動画分析やPDCAサイクルを活用し、技術力を向上させた。また、全国大会優勝経験のある選手を招き、チームプレー戦術を磨いた。

その成果をあげた経緯を具体的にご記入ください。(500字以内)

大学1年時、私はバレーボールサークルを立ち上げ、代表としてチームを全国大会出場に導いた。当時、学内のサークルは楽しむことが優先され、競技に本気で打ち込める環境がなかったため、同じ志を持つメンバーを集めて新たなサークルを立ち上げることに決意した。中学時代は部長として全国大会出場を目指していたが、目標を達成できず悔しい思いを抱えていたため、そのリベンジを大学で果たしたいという強い思いがあった。高校ではバレー部がなく、やむを得ず社会人チームに自ら連絡を取って参加し、技術を磨いていた。大学では、まず14人のメンバーを集めて全国大会出場を目指したが、最初の予選では「個々の技術力」と「チームプレー力」が不足しており、突破できなかった。それでも諦めず、メンバー全員で動画分析を行い、PDCAサイクルを取り入れて技術力とチームワークの向上に努めた。さらに、全国大会優勝経験者を招いて戦術練習を強化し、次の予選では30チーム中1位となる好成績を収め、念願だった全国大会出場を果たした。この経験を通じて、目標に向かってチーム全員が協力し続け、共に成長することの重要性を深く学んだ。

研究テーマをご記入ください。

私の研究は、「炎症によるがん細胞の領域拡大抑制活性の減少機構の解明」に取り組んでいる。現行の抗がん剤には、がん細胞だけでなく正常細胞にも影響を与え、副作用が大きいという課題がある。このため、新たな治療メカニズムの発見が必要だと考えた。特に、がん細胞を囲む正常細胞ががん細胞を排除する現象が、炎症により弱体化するという現象に着目し、その抑制メカニズムを解明することを研究の目的とした。
私の研究では、免疫応答や炎症反応の調節において中心的な役割を果たす受容体であるTLR4(Toll Like Recepter4)に注目している。TLR4は、がんの発生、進行、転移においても重要な役割を持つことが近年の研究で示されており、このメカニズムの解明が新たな治療法の開発につながると期待されている。炎症が進行することで、がん細胞が免疫システムからの攻撃を回避しやすくなり、増殖が促進されることが推測されているため、このプロセスに対する理解は極めて重要である。
実験では、がん細胞と正常細胞を同じプレート上で共培養し、特定の分子が両方の細胞にどのような影響を与えるかを調べる手法であるフォーカスアッセイを使用した。この実験によって、TLR4が活性化され炎症が起こると、がん細胞の増殖が促進されることを確認した。この結果から、炎症ががん細胞の領域拡大を促進するメカニズムが明らかになり、このメカニズムを標的とする新たな治療法の開発が必要であることが示唆された。
今後の研究では、正常細胞内でのTLR4の役割をより詳しく調べ、炎症によるがん細胞の領域拡大抑制活性の減少がどのように関連しているかを検証していく予定だ。具体的には、正常細胞内でTLR4をノックダウンする実験を行い、TLR4がどのようにがん細胞の増殖に影響を与えているかを明確にしていく。特に、炎症がどの程度がん細胞の微小環境に影響を及ぼし、その結果としてがん細胞の生存率や浸潤能に影響するかを解明していく。この理解を通じて、がん細胞の増殖を抑制する新たな治療メカニズムの解明を目指している。
この研究は、がん治療における副作用を軽減し、より効果的で副作用の少ない治療法を開発するための重要な一歩となる。TLR4の役割をさらに解明することで、個々の患者に応じた治療法の個別化にも繋がると考えている。

エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス

第一三共ヘルスケアのエントリーシートを書く際に注意した点は、以下の三つである。

一つ目は、自分の研究内容を誰にでも理解できるように専門用語を避け、分かりやすく簡潔に伝えること。幅広い消費者に製品を提供する企業であるため、この点を特に意識した。

二つ目は、ガクチカで協調性をアピールすること。研究室で新しい実験システムを確立する際、チームメンバーと協力して課題を克服した経験を強調した。

三つ目は、志望理由を企業に合わせ、全体を通して分かりやすく伝えること。自分の研究が企業の製品開発や健康サポートにどう貢献できるかを具体的に示し、簡潔に伝わるよう工夫した。

これらを意識することで、自分の強みを効果的に伝えられるように心がけた。

その他(動画提出)

選考内容

あなたあなたが取り組んでいる研究テーマについて、研究意義とおもしろさを専門外の人にも分かるように説明して下さい。(動画で1分程度、100MB以内)

選考を振り返って

インターン選考で重視されていた点はどこだと思いましたか?

インターン選考で重視されていた点は、自分の研究を全く興味がない人にも分かりやすく説明する能力と、第一三共ヘルスケアへの関心をしっかりと示すことだと感じた。
特に、自分の研究内容を専門外の人にも理解できるように、難しい用語を避けて簡潔かつ平易な表現で伝えることが求められていた。また、それを第一三共ヘルスケアの業務や製品開発にどう活かせるかを具体的に示すことが重要だった。
さらに、企業の強みや魅力を理解した上で、自分がどのようにその環境で貢献できるかを明確に伝える姿勢も評価されていたと感じた。研究内容の説明力と企業理解の両方を意識することが、選考において重要なポイントだったと思う。

インターン概要

開催時期 2024年12月上旬
開催期間 1日間
開催エリア 東京都
開催場所 オフィス
職種 技術系総合職
プログラムの内容 レクチャー中心,グループワークあり,プレゼンあり
このインターンで学べた業務内容 基礎研究・応用研究・技術開発
給与は発生しましたか?
はい
いいえ

昼食費は支給されましたか?
はい
いいえ

交通費は支給されましたか?
はい
いいえ
インターン内で残業はしましたか?(自主的な追加の準備工数含む)
はい
いいえ

インターンシップの内容

テーマ

参加したインターンのテーマや課題は、第一三共ヘルスケアの商品である「トランシーノ」の売上を上げる施策を考える。

内容

参加したインターンは1日で行われ、まず第一三共ヘルスケアのさまざまな業種の業務内容について説明を受けた。企業の強みや魅力、仕事のやりがいについても具体的に教えてもらい、企業理解を深めることができた。
その後、班ごとに分かれてワークを行い、意見をまとめて隣の班の人に発表する形式で取り組んだ。意見交換を通じて、他の参加者の考えを学ぶことができ、視野を広げる良い機会となった。
最後に座談会が行われ、実際に働いている社員の方に質問をする時間が設けられた。社員の方々のリアルな仕事の様子や考えを聞くことで、企業の魅力をより深く理解することができた。

その場での内定や本選考での1次選考免除など、インターン参加学生だけの優遇はありそうでしたか?
はい
いいえ

インターンに参加した学生は全員、同じ待遇で扱われていた。特別な優遇措置や個別対応はなく、インターン参加者全員に対して同じ選考プロセスが用意されていた。

この企業に対する志望度は上がりましたか?
とても上がった
上がった
変化なし
下がった
とても下がった

志望度が上がった理由は、インターンを通じて第一三共ヘルスケアの強みや魅力を直接知ることができたことにある。業務説明や座談会を通じて、企業としての取り組みや製品開発に対する情熱を感じたことが大きかった。また、社員の方々が仕事に対して誇りを持ちつつ、柔軟な発想で新しいアイデアに挑戦している姿勢を知り、自分もその環境で働きたいという思いが強まった。
さらに、ワークを通じて自分の意見を発表し、他の参加者や社員の方からフィードバックをもらうことで、企業に対する理解が深まり、魅力をさらに感じた。その結果、第一三共ヘルスケアで自分の強みを活かし、貢献できる可能性をより具体的にイメージできるようになったため、志望度が上がった。

個別面談/OBOG紹介/交流会など、インターン参加者に社員や人事から連絡はありましたか?
はい
いいえ
一緒に取り組んだ学生のレベルはいかがでしたか?
かなり高い
高い
普通
低い
かなり低い

一緒に取り組んだ学生のレベルは普通だと感じた。その理由は、班でワークを行う際に、案は出していたものの、自ら積極的に質問をしたり、発表を進んで行おうとする人があまり見られなかったからである。全体的に落ち着いた雰囲気で取り組んでいたが、主体的にリーダーシップを取ろうとする人は少なかった。
ただし、これは決してレベルが低いというわけではなく、それぞれが自分の意見を持ちつつも、協調的に進めようとする姿勢があったからだと感じた。全員が自分の考えをしっかり持ちつつも、他者の意見を尊重してワークに取り組む姿勢が見られた。

会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?
とてもよかった
よかった
普通
悪かった
とても悪かった
この企業に関する理解度は上がりましたか?
とても上がった
まあまあ上がった
変化なし
このインターンを通してあなた自身は成長できましたか?
とても成長できた
まあまあ成長できた
変化なし
このインターンの内容は充実していましたか?
とても充実
充実
普通
不満
とても不満
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください

この企業のインターンを通して学んだことは、第一三共ヘルスケアについての理解を深めることができた点と、OTC医薬品と医療用医薬品の違いや役割を詳しく知ることができた点である。
特に第一三共ヘルスケアが取り扱うOTC医薬品は、消費者が自分の判断で購入できるものであり、安全性や使いやすさが重要であることを学んだ。また、医療用医薬品とは異なり、消費者に直接訴求するマーケティング戦略やブランドの信頼性を高める取り組みが重要であることも理解できた。
さらに、業務説明や座談会を通じて、第一三共ヘルスケアの強みや製品開発の考え方、社員の方々が感じる仕事のやりがいについても知ることができた。自分の強みを企業にどのように活かせるかを具体的に考える良い機会となり、企業理解を深めることができた。

この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします

この企業のインターンを受ける後輩へのアドバイスは、インターンに参加することで企業理解を深め、本選考で他の人と差をつけられる点を意識すること。
インターンに参加してしまえば選考要素はなく、全員に同じ優遇措置が与えられる。しかし、インターンを通じて第一三共ヘルスケアの強みや魅力、製品開発の考え方を直接知ることができるため、本選考でのアピール材料を増やすことができる。特に、企業が大切にしている価値観や求める人材像を理解することで、志望動機を他の応募者と差別化できる点が大きな強みになる。
インターンで学んだ内容をしっかりと整理し、自分の強みと結びつけることで、本選考でのアピールをさらに効果的にできるはず。企業理解を深める良い機会なので、積極的に質問し、吸収する姿勢を大切にしてほしい。

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