- 2025年2月下旬
- オンライン
- 5日間
ES
| 提出締切時期 | 2024年12月上旬 |
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理由は2点ある。第一に、投資銀行業務に対する理解を深めたいと考えているためである。M&Aや資金調達といった重要な経営判断に関与するこの業務は、責任の大きさと同時に高い充実感を得られると感じており、実務に近い形でそのプロセスや求められる資質を学びたいと考えている。第二に、貴社で働くことの具体的なイメージを得るためである。貴社は業界内でもトップクラスの実績を有し、多様で質の高い案件に携わる機会が豊富にあると認識している。こうした環境で働くことは、自己成長のみならず、企業の変革を支援することで社会貢献にもつながると考えている。ワークショップを通じて、社員の方々との交流を通じた文化理解や業務スタイルの把握を深め、自分がそこで働く姿を具体的に描きたいと考えている。
私は学部の体育会系課外活動において組織の再建を主導し、困難な状況を打開した経験がある。感染症拡大後、活動の存続自体が危ぶまれる中、「人材不足」と「練習機会の減少」という二重の課題に直面した。この状況に対し、私は粘り強く改革に取り組んだ。まず、部の魅力を広く発信するためにSNSを活用した情報発信やオンラインイベントを継続的に実施した。また、対面練習の制約を乗り越えるために、戦術共有や映像分析を取り入れ、限られた練習機会を最大限に活かす体制を構築した。周囲を巻き込みながら、これらの施策を着実に推進した結果、活動参加者数とチーム力を回復させ、公式戦で過去最高の成績を収めることができた。この経験から、リソースが限られる中でも、状況を分析し、最適な打ち手を講じながら成果を出す力を培った。投資銀行業務においても、案件推進にあたっては、常に限られた時間・情報・人員の中で最適な提案を導き出すことが求められる。私はこの経験を活かし、クライアントに対して粘り強く価値を提供し続けるプロフェッショナルを目指したいと考えている。
最近関心を持ったニュースは、米国におけるトランプ大統領の再出馬を巡る動きと、同時に進展するサステナビリティボンド市場の成長である。一見無関係な2つの事象だが、いずれもグローバル経済と企業経営に与える影響が大きく、投資銀行の業務と密接に関わっている点で注目している。トランプ氏の再登場は、外交・貿易・環境政策の方向性を大きく転換させる可能性があり、企業の経営戦略や資本政策に与える不確実性は極めて高い。一方、ESGへの関心が高まる中で、資本市場ではサステナビリティボンドの発行が拡大しており、企業の資金調達手段として重要性を増している。このように、地政学的なリスクとサステナビリティ推進という相反する圧力が共存する中で、企業にとっては財務戦略の柔軟性が一層求められると感じた。変動の激しい環境下において、最適な資本構成や資金調達を提案する投資銀行の果たすべき役割はますます重要になると考えている。
忙しい中、現場の方が確認してくださるので、一度目を通せば理解できるように努めた。