デロイトトーマツコンサルティングの夏インターン体験記(経営コンサルタント)_No.333

大手電機メーカーの事業成長戦略を策定せよ

1日目はロジカルシンキングの講座や個人でのケースワークやグループでのケースワークなどをする時間が設けられていた。そのあとに、各チームのメンターと対面。スケジュール確認や自己紹介を行い、グループワークを始める。2日目の朝は社員との座談会で、いろいろな質問をする機会与えられる。その後は最終日までグループワーク。基本的に一日に1時間メンターが来てくれるので、そこでフィードバックや進捗状況を報告する。最終日の午後からは各グループのプレゼンテーションで、その後個人面談でインターンのフィードバックがある。

参加した学生の一部に本選考の案内がくる。2次選考まで免除される。

メンターが方向性を支持するのではなく、グループに問いかけるように課題を指摘してくれるので、自ら考えながら施策を考えることができた。また、社員も話しやすく気さくなかたが多かった。

ケース面接を通過しているので、最低限の論理的思考力を持っているが、人によっては目的と関係ない作業を行ったり、タイムマネジメントを行えない人がいると聞いた。

とても気さくな方が多く、成長することをとても大事にしている会社なのだと感じた。メンター以外にも多くの社員がワークの様子を身に来たり、ランチに連れて行ってくれたり、非常に優しく人当たりがいい。また、フィードバックに関しては鋭い視点から指摘をいただけたので、頭の切れの良さというのを感じることができた。また、ワークも残業は1時間しかできず、それ以上は強制的に返されたので、学生への負担も考慮しているのかと思った。

インターンを通して、チームでプロジェクトを行う難しさや、コンサルタントに求められる戦略策定のレベルの高さなどを学ぶことができた。また、役員へのプレゼンテーションでは、鋭い質疑が飛んでくるため、大枠からしっかりと固めて案を作り上げる必要がある。また、コンサルタントという職業である以上、数字にはとても敏感で、数字を出す際は試算が論理的で正確でないといけないと思った。また、5日間という長い日に見えるが、タイムマネジメントは非常に重要で、最終日までおきる様々なトラブルなどにフレキシブルに対応する必要がある。

チームワークをとにかく大事にしながら、それぞれの役割を自分で理解してこなすことが重要です。また、ワークをするうえでロジカルシンキングだけでなく、経営的視点も重要となってくるので基本的フレームワークなどは理解しておいたほうがいいです。