PwCあらた有限責任監査法人の夏インターン体験記(財務分析コース)_No.1260

3社のうちから1つの企業を買収し、企業価値上昇のための事業を考える

【午前中】アイスブレクとして自分たちの班のメンバーの共通点を見つけチーム名を決める。その後財務表に関する基本的な講義。実際に電卓を用いて計算なども行った。
【午後】会社3社のそれぞれの財務諸表を見てどの企業を買収するかを選び、そこで企業価値上昇のために行う事業をコストや効果の定量化など加味したうえでプレゼンを行い、優勝チームを決め、FBをもらう。その後、簡単な会社説明・パネルディスカッション・今後の選考案内を行い終了。参加自由で1時間程度の懇親会のようなものがあった。

基本的にインターンに行った人しか本選考に応募できない。また、既にWEBテストを解いているため本選考においてWEBテスト・ES提出がなく、そのままGDに進める。

まず会社の雰囲気を知れたのがよかった。各班にメンターである若手の社員の方がつき、お昼も一緒に食べることが出来たので色々なお話を伺うことができた。また、インターンに参加する前は監査は数字を見て間違いがないかを確かめる地味で単調な仕事だと思っていたが、実際は数字を見るだけではなくそこから分析を行ったり、アドバイザリーも行える専門性の高さが強みであることを知り、志望度が上がった。

インターン後。インターン参加者限定イベントとして10人程度が集まって会社説明・本番に行うGDの体験・それに対するFB、社員の方々の話を聞ける座談会を行うイベントの案内がくる。それに参加すると後日座談会と称した個人面談(1時間程度)の案内が来る。

学生は京大の院生からMARCHの学生まで様々であった。しかし、インターンの募集でも会計知識不問と謳っているので会計の知識が豊富な人はほとんどおらず、簿記をやったことがある人が全体の半分程度で残りの半分は完全に初心者だった。自分の班は7人全員簿記の勉強をしたことがなかった。

非常によく、みなさんフランクで優しい方ばかりだった。ワーク中にいただけるアドバイスやFBも的確なものばかりで非常に勉強になった。また、昼食中や懇親会で話を詳しく聞くと、アグレッシブに仕事をさている方が多く一緒に仕事をしてみたいと思えた。

1日という短い期間であったため、事業内容などを詳しく知ることはできなかったが、公認会計士とはどのような仕事をするのかを知ることが出来た。また、短い時間で色々な社員の方とお話することができたので、会社の雰囲気なども知ることができた。

選考方法がESとテストだけなので、しっかりとテスト対策を行うことが重要だと思う。また、ESは結論ファーストで書くことを心がけ、先輩などに1度添削してもらうと良いと思う。あとは業界を絞らず色々な会社を受けて経験値を積むと良いと思う。