- 2019年8月下旬
- 東京都
- 2週間以内
ES
| 提出締切時期 | 2019年6月上旬 |
|---|
大学にて開講されている特殊なゼミにおいて、地域経済開発について学んでいる。さらに、普段のゼミで学んだことを生かし、夏休みに北海道に対して政策提言を行う準備も行っている。
また、刑法の基本書を熟読するゼミにも所属し、刑法の根底について理解を深めている。
私が文部科学省インターンシップに応募した理由は教育の格差、奨学金問題について興味があることである。
私は、昨年度、ある大学受験予備校でアルバイトとして勤務していた。そこは大学受験のための予備校であるから、在学していた生徒たちは「学力」が高く、昔から真面目に勉強に取り組んできていた。当然、親は子供を予備校に通わせるだけの資金があったであろう。また、私は、今年度、自治体が実施している学習支援・居場所づくり事業の大学生講師として勤務している。そこへ通う生徒達は「学力」が低く、勉強に価値を感じていないようであった。その親には子供を塾に通わせる金銭的余裕がないようであった。この簡単な事例であっても、親の財力と子供の「学力」との相関関係は存在しているように見受けられる。
また、貸与型奨学金について、日本学生支援機構は、将来の将来の奨学生にも支援をする資金のために返済を必ず行うように求めているが、これは明らかな借金である。2018年度より、一部、給付型奨学金が開始されたが、私は、国が主として行っている奨学金事業が借金と同様の形であるのは問題であると思う。2010年の日本の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は前年と同じ3.6%で、OECD加盟国で比較可能な30カ国中最下位だったという(図表で見る教育2013年版より)。私は、国が教育に資金を投入しないことは、これからの国を支えていく若者に投資をしないことを意味し、国の力は弱くなっていく可能性が高まるという点で問題であると考える。
私は、文部科学省ではこのような日本の教育問題にどのような意識を持っていて、どのような施策を行っているかについて学びたいと考え、文部科学省インターンシップに応募した。
論理的に自分の考えを述べる。