選考フロー
ES
| 提出締切時期 | 2019年11月下旬 |
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私は教育政策を専門としており,卒業後の進路として貴省を志望しております。それを踏まえて以下の二点のために,本インターンシップに応募いたしました。一点目は,これまで学術的観点から培ってきた知識・技能の,実用性における位置づけのためです。私はこれまで教育政策を4年ほど研究・分析しており,一程度の学術的知識・技能を蓄積しております。本インターンシップを通して,将来貴省で働かせていただけた場合に,それらをいかに実践的なものへと応用できるのか,また,それにあたって私に不足している経験は何かを同定したいと考えております。もう一点は,教育政策あるいは貴省の使命・規範に対する理解を深めるためです。私は教育について,理想の個人や社会に深く根差しているものであるが故に規範的対立が生じやすいと考えております。貴省でのインターンシップは行政機関がそれを妥決させる過程の一環,あるいは貴省の重視する価値について体験的に学べる機会だと考えており,以上に対する考察は貴省に入省させていただいた際に貴重なものになると考えております。
私は学際的かつ実践的な志向を持つ公共政策学に従事する者として,教育政策を多角的に分析するために,次のような領域から幅広く学んでおります。経済学では,ミクロ・マクロ経済学を踏まえて教育経済学に関する人的資本理論や教師・生徒比率,幼児教育といったテーマの論文を多数読んだ他,計量経済学や費用便益分析手法について学びました。行政学の領域では,学部在籍中に基礎を学んだうえで,教育学研究科で日本の教育政策や貴省と教育委員会を中心とした行政システム,教育政策で争点となる規範的論争について学びました。法学の世界では,憲法・行政法の基礎を学んだほか,教育法について貴省の現職職員の方からご教授いただきました。また,哲学では,公共哲学や法哲学を通してリベラリズムについて学び,教育において国家が果たすべき役割について考察しました。さらに,実践的に政策過程を獲得するために,模擬政策立案にも2年間ほど取り組んでおり,これまでに「学校管理職のマネジメント能力コントロールのための政策案」 や「小学校外国語教育改革と外国人外国語専科教員に関する政策案」といったテーマを扱ってきました。
一方,学部在籍中には専門の一環として教育方法学について熱心に取り組み,論文や十回以上の授業観察を通じて教室のあり方について研究しました。さらに,同学問が実用的な側面を持つことに鑑みて,現在,私立高校で放課後に学習支援として授業を行うアルバイトを行っております。このアルバイトで,生徒を目の前にして彼女たちの将来に責任ある立場としてこれまで獲得した知識を実践することで,一理論の実現の困難性や理論が言語を以て捕捉できていない点を体感しました。そして,これらを解決し,生徒が学力・公共性を身に着けられるように準備段階や教室内で最大限尽力し続けております。その途中経過として,着実に生徒は学力を身に着けており,試験などを通してその実感を生徒自身も得ているようです。
私は,卒業後の進路に貴省を志望しており,以上の経験を踏まえて本インターンシップに参加させていただくことで,貴省の求める人間に近づけるのではないかと考えているとともに,私の貴省への志望もより強固なものとなると考えております。
| 開催時期 | 2020年2月上旬 |
|---|---|
| 開催期間 | 2週間以内 |
| 開催エリア | 東京都 |
| 開催場所 | オフィス |
| 職種 | 総合職 |
| このインターンで学べた業務内容 | 国家公務員・地方公務員 |
インターンシップの内容
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