厚生労働省の夏インターン体験記(総合事務)_No.856

5日間で厚生労働省の各仕事を理解する

5日間を通して、セミナーや各部署の見学、会議にも顔を出しました。ESで書いた「会議の見学」もすることができたので、はっきりとした希望があれば体験できるように考慮して下さります。省庁との誓約上、詳しく書くことができませんが、「見学」要素が大部分を占めており、毎回「質問があるか」を問われます。

かなり激務だということがたった5日間でしたが、伝わってきました。国で働くことの大変さを身を以て知ることが出来ました。

東京大学の方が殆どで、国公立医学部、またハーバード大学の学生がインターン生としていました。

非常に優しく、どのような質問にも答えてくださります。インターン参加前は、堅苦しいイメージでしたが、考えていたよりも気さくな方が多く驚きました。ただ、機密事項が多く、閉鎖的な雰囲気のところもあります。たった一言でも自身の考えでなく「国としての発言」というところを意識されているような話し方をする官僚の方が多かったです。

省庁ではどんな場面でも、正確で科学的根拠に基づいた情報しか発信してはならず、たった一言でもその要素がありました。また、「たばこ」に関する問題など多くの人(吸う人、吸わない人、企業)が関わる問題に対し直ぐ廃止するのではなく、関わりのある人全員を考慮して制度を慎重に決めていることが分かりました。多角的な視点が必要とされる職だということが判りました。

何を学びたいのか、知りたいのかをはっきりとさせることが重要だと感じます。
省庁に将来入省したいという人もいれば、私の様にただ学びたい人もいます。インターンなので、将来入省を希望していなくいても参加して良いと思います。普段、絶対に入ることのできない省庁の仕事を理解するチャンスはこれが最初で最後だと思いますので、興味がある方は行くべきだと思います。
自分の考えをしっかりと言葉に出来れば大丈夫だと思います。
分からないことがあったとしても、インターンの中で学び、沢山の質問を通して更に学んでいくスタイルですので、意欲を一番大切にしてください。