メタルワンの秋冬インターン体験記(総合職)_No.21990

駐在員としてトレーディングビジネスの体験

全体講義では、社会人と大学生の違いや、就活への取り組み方を外部講師の方が教えてくださった。グループワークでは、東南アジアの国の駐在員として、日本とその国を結んで事業を行うというものだった。

かなり体育会の色が強い企業だったため。インターンシップでさえも、グループで相談していたら「商社マンは足で稼ぐのでもっと動いてください」等の指摘を受け、実際の現場はもっと厳しいのだと感じた。また、残業時間が月平均20-30時間、多い月だと50時間以上あると伺い、ハードな働き方であった。

早慶・旧帝大・横国などの国立大学の体育会・理系院生がほとんどであった。

講義は外部講師が行っており、せっかくの1日のイベントなので社員からの話を聞きたいと思った。

トレーディングがメタルワンの生命線で、仕事の先には常に人がいることを認識する。また、仲介者から付加価値情報仲介者になることをモットーとしている。

グループワークでは、1グループ7人ほどいたので、役割分担に手こずってしまい、時間を無駄にしてしまった。商社ビジネスは、鉄鋼の原料を仕入れるところから、物流の手段(鉄道なのか船なのか)、卸先のメーカーについて、など利益を生むまでのフローが非常に長く、長期的な目線で考える必要があるところが難しかった。

業務の難しさや大変さ以外にも、業務時間外の過ごし方を聞くことができてよかった。例えば、多い時だと週に4回会食がある、など、自分には難しそうであると適性を判断できた。男性社員は、家庭との両立について、業務が立て込んでいるから難しいとおっしゃっており、座談会でざっくばらんに聞き出すことができてよかった。

飲み会の場でのお酒の強さや、「愚直」「粘り強さ」などの体育会属性が自分にはないため。また、自分にはストレス耐性がないため、メタルワンのような年功序列の会社で長く働くイメージができなかった。東南アジアやメキシコなどの新興国で現地職員とビジネスをしたい学生には非常に向いている。