伊藤忠丸紅鉄鋼の秋冬インターン体験記(総合職)_No.825

グループワーク課題：
新興国の発展を目指すために、MISIができる事業を提案せよ
2国の間に油用のラインパイプを設置するために、複数の選択肢の中から、適切な製鉄業、輸送業者、援助政府(二国政府のうちのどちらか)の組み合わせを提案せよ
インターンのテーマとしては以上2点の課題を通してMISI(伊藤忠丸紅鉄鋼)の事業内容や商社ビジネスに対する理解を深めようといったものであったと思う。

午前：
MISIの事業や使命についての説明→グループワーク実施→社員の方に発表→社員の方からフィードバック→MISIが実際に行った提案(グループワークの答え合わせの様なもの)
昼食：
昼食を取りながら社員の方から様々なお話を聞けたり、働き方や事業内容に関する質問をすることができる。
午後：
グループワーク→立候補制でグループの提案を全体に向けて発表→MISIが実際に行った提案(答え合わせ)
→各グループに対して社員の方がフィードバック→逆質問タイム

ブループワークに関しては資料読み取り型のものであった。各メンバーに別々の内容が書かれた資料が渡され、それぞれが読み取りを行った上で、情報を共有していく形だ。その情報を元に事業提案を行っていくワークであった。

1dayインターンシップにしては事業内容を学べるだけでなく、社員の方との交流も非常に多かったので自分が伊藤忠丸紅鉄鋼で働くイメージというものがよりしやすくなった。
商社と聞くと体育会系のイメージが非常に強かったが、実際に社員の方と触れ合ってみるとMISIには堅実で真面目、かつ論理的な方が非常に多く「この様な社員の方や仲間に囲まれて仕事をしたい」と思うことができたから。

同じテーブルにいた方は全員東大生や地方国立大生、また早慶上智生など早慶上智以上の学生しかいなかった。
また、グループディスカッションをする際にも互いに意見を言い合うだけでなく、納得がいかない部分に関しては他の学生に説明を求め、論理上理解することができた上で賛成や反対をするといった態度を取っていたと思う。非常に論理的な学生が多かった。

商社と聞くと体育会系のイメージが強いが、MISIにはその様な社員の方が少ないと感じた。
しかしながら、社員の方はメンタル的にも体力的にも非常にタフだ。聞いた話によると、入社一年目は多くのことを学ぶだけでなく、残業も多いらしい。残業をやりこなすことができる仕事への情熱や体力がないと商社では働くことができないと思う。
社員の方はどの方も喋るのが上手、論理的、静かな印象を受けた。

商社が投資とトレーディング事業を通して実際に何をやっているのかやどの様に世界に貢献しているかだけでなく、伊藤忠丸紅鉄鋼だけができることが何かということを学ぶことができた。印象的だったのは鉄鋼専門商社であるが業務内容としては総合商社と変わらない事。また伊藤忠商事と丸紅の強みやコネクションを自由に使いまわせる点がMISIの強みであるとおっしゃっていた点が非常に印象的だった。

インターンに参加する前に、商社ビジネスの事業内容や業務内容に関する基本的な知識をインプットしておくことをお勧めします。また今の時代商社は「投資」だと言われますが、その投資とは一体何をしているのか理解しておくと、グループワークの際にスムーズにグループを理想的な提案へと導くことができると思います。