国際協力機構[JICA]の夏インターン体験記(総合職)_No.22253

JICA理解1dayプログラム　イノベーション分野

イノベーションに関する講義を受けた後、グループワークを中心に進行していった。メンバーと意見をまとめながら、自分ならどんな国際協力をしたいかを考え、議論した。

国際協力の現場に直接関われる点に強く惹かれた。事業領域の広さにも驚き、教育・保健・インフラなど多様な分野で支援を展開している点が、自身の関心と重なり、より一層興味を持った。

一緒に取り組んだ学生の多くが留学経験や国際的な活動経験を持っており、英語や多様な価値観への理解が深かった。グループワークでも積極的に意見を出し合い、フランクかつ建設的な議論を自然に展開できていた点から、全体的にレベルが高いと感じた。

グループワークは学生主体で進められ、社員との直接的なやり取りはほとんどなかった。そのため、社員の雰囲気や対応について深く知る機会は少なかった。

理解度は上がった。ホームページの隅に書かれているような専門的で分かりにくい内容も、講義や資料を通じて丁寧に解説されており、事業の幅広さや背景への理解が深まった。特に宇宙やプラットフォーム関連など、自分では調べきれない分野の情報も得られた点が大きい。

グループワークを通じて、他者の意見を聞きながら自分の考えを整理し、伝える力が少し向上したと感じる。

充実していた。内容はよく練られており、難易度も適切で理解しやすかった。ただ、講義や説明の時間がやや長く感じる部分があり、もう少しメリハリがあるとより集中しやすかった。

JICAが推進しているイノベーションに関するさまざまな取り組みを学ぶことができた。加えて、実際の働き方や現場の雰囲気についても少し知ることができ、理論だけでなくリアルな現場の業務の様子をイメージできた。

ESだけの選考なので、早めに準備を始めることが大事。自分の国際協力への興味の原点や、どんな形でこの分野に関わりたいかを具体的に整理しておくと良い。文章はわかりやすく、自分らしさを大切に書くことをおすすめする。