- 2024年9月中旬
- 大阪府
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2024年8月中旬 |
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私は「なぜテレビは時代の変化の中でも人々に影響を与え続けるのか」というテーマで、「テレビの存在意義」について研究をしています。このテーマを選んだ理由は、SNSやYouTubeなどの多様なメディアが台頭する中でも、テレビが持つ独自の影響力や役割に興味を持ったからです。本研究では、全国の大学生約200人を対象にしたアンケートをクロス集計し、「テレビを視聴する理由」や「SNSとの使い分け」、「テレビ番組に対する信頼感」などを分析しています。そして、テレビに対するマイナス感情(例えば「古臭い」「信頼できない」など)を持っていた人が、特定の番組や出来事をきっかけに再びテレビを視聴し始めるプロセスにも注目しています。私はこの研究を通して、テレビには“理屈では説明できない魅力”や“人と人をつなぐ奥深さ”があることを学びました。また、この研究成果を兵庫県内の大学合同研究会で発表し、優秀賞をいただきました。
私がこれまで特に力を入れてきたのは、バラエティ番組の企画案をプレゼンするビジネスコンテストです。私はこの大会に4名のチームで参加し、リーダーを務めました。そして、チームとして「視聴者参加型の番組企画」を提案し、優秀賞を受賞しました。このコンテストでは、メンバー間でモチベーションの差が課題となりました。そこで私は、一人ひとりと密にコミュニケーションを取り、相手に応じて接し方や伝え方を柔軟に変えることで、チームの雰囲気を改善し、団結できる環境を整えることができました。この経験を通じて、多様な価値観を受け入れながら、自分の言動を柔軟に変えていく力の大切さを学びました。
私がビジネス職で取り組みたいのは、「学生のアイデアを活かした新規事業・企画の立案」です。私はこれまで、学生主体で行う8つの共同プロジェクトに参加し、社会課題に対する解決策を企画・提案してきました。その中には、地元企業や自治体と連携して実現した事業もありました。学生の自由で柔軟な発想は、時に常識を覆す力があります。しかし同時に、ビジネスの視点や実現性においては課題が残ることも感じました。だからこそ、学生の斬新なアイデアと、社会人のビジネススキルを掛け合わせて、新しい価値を創出する仕組みを作りたいと考えています。特に、趣味嗜好が多様化している今の時代においては、若者のリアルな声を反映した企画が企業の魅力を高めるカギになると信じています。こうした取り組みを通じて、貴社と若者との新たな接点を創出し、「新聞やテレビに触れるきっかけ」をつくっていきたいです。
① 読売新聞(2025年2月1日朝刊)「この舞台を見逃した人は、どんな気持ちになるんだろう」
② テレビCM:サントリー「人生には、飲食店がいる。」(TBS系列、2025年1月放送)
③ WEB広告:Netflix JapanのSNS広告「“まだ観てない”を、話題にしないで。」(X〈旧Twitter〉)
これら3つの広告が印象に残った理由は、「直接的に誘導しない」広告コピーによって、読者や視聴者の内面に働きかけ、行動を促している点です。
たとえば、①の読売新聞の舞台広告では、「この舞台を見逃した人は~」というコピーを用いることで、読者に“自分がその舞台を見逃したときの後悔”を想像させ、自然に「観に行きたい」と思わせる構成になっていました。
②のサントリーCMでは、飲食店の重要性を伝えるために、具体的な数値や実態を語るのではなく、「人生には」という言葉で感情に訴えかけ、共感を引き出していました。
③のNetflixの広告では、「“まだ観てない”を話題にしないで。」という少し挑発的なコピーを使うことで、ユーザーの“観なければ”という気持ちを刺激しているように感じました。
私は、こうした「間接的な表現」が、受け手の想像力をかき立て、自発的な行動に結びつく強さを持っていることに感銘を受けました。
独りよがりな文章にならないように、第三者が読んでも分かりやすい構成を心がけました。また、自分の体験を事実として伝えるだけでなく、その中で得た学びや成長も明確にするよう意識しました。