日本コルマーの秋冬インターン体験記(開発職)_No.22821

ＴＯＡの事業内容や各職種の業務内容について理解を深める

① 会社説明、職種説明
→会社について詳しく説明を受ける。オンラインの会社説明会にも参加したが、業界の動向や業界内でのＴＯＡの位置付けなど、オンライン説明会より詳細に話を聞くことができる。
② 工場見学
→開発、生産、梱包を行っている現場を見学できる。それぞれのフロアでどのような仕事をしているのか、それらがどのような目的で行われているかについても説明してもらえる。実際に働いている社員の方の様子を見ることができる。
③ 昼食兼座談会
→グループごとに分かれ、1テーブルにつき1人の社員の方が付き、自由に話すことができる。人事の方もいない為かなり踏み込んだ質問ができる。
④ 仕事体験
→シャンプー、ハンドクリーム、アイシャドウの中から作りたいものをグループで選択し、実際に調合して作る体験ができる。香り、色などの要素をグループの中で話し合いながら決めていく。最後はグループごとに作ったものを簡単にプレゼンする。
⑤ 座談会
→アンケートを記入後、社員：学生が1：2くらいの割合で質問できる。アンケートを早く書き終わればそれだけ長く座談会で話すことができる。

化粧品のOEM、ODMという業界がどのようなものであるかをより深く理解できたことに加え、その業界におけるTOAのポジションがかなり良いと感じたため。化粧品業界全体が大きな打撃を受けたコロナ禍においても、他社と比較して業績が変化することがなく安定して利益を上げていることを知り、スキンケア、ヘアケア、メイクアップと幅広く手掛けているからこその強みを感じた。そのためどれかの事業で業績が振るわない時期があっても他の事業でカバーできる柔軟性の高さを感じ、安定した企業であることに魅力を感じたため、志望度がより高まった。

話し合いは特に活発に進むことはなく、互いに譲り合うように進んだ。そのため良い議論ができたかと言えば、一人で考えた際に行き着く結論と何も変わらなかったが、自己中心的な人物がおらず互いを尊重し合って話合いを進めることができたことに関しては、穏やかで常識的な学生が集まっていた印象だった。

かなり話しやすい人が多く、コミュニケーションの取りやすい雰囲気であると感じた。
キャリアがかなり上の人がふらりとインターンの様子を見に来て話せるような機会も多々あり、実際に働いていてもキャリアに関わらず風通しの良い職場環境で働くことができるのではないかと感じた。質問に関しても非常に丁寧に返していただける。

説明会が非常に丁寧だったため。化粧品業界やOEM、ODMに関する知識が少ない人のことも考慮してスライドや説明の内容が組み立てられていると感じるような会社説明を受けることができた。また仕事体験の中で社員の方と話せる機会も多くあり、何を大切にしている会社なのかを肌で感じることができた。

業界や仕事への理解を深めたことで、自分自身がやりたいことができるのはどの業界なのか、どの職種であるかを改めて見つめなおすきっかけになり、就職活動の軸を考え直す良いきっかけになった。そのため、このインターンへ参加することで自己分析を改める事に繋がり、自分自身への理解を深めることができたという観点から、成長に繋がったと感じている。

対面で実施されることに加え、工場や研究所などの施設を見学できるだけでなく、その場で実際に仕事を体験できるなど、1日のインターンとしてはかなり充実度が高い。個人的には社員の方と自由に話せるタイミングが沢山あることが有難かった。オンラインの説明会やインターンでは実感できない雰囲気や社員の方と自分との相性を、身を持って知ることができた点は非常に有意義だった。

OEM、ODM企業における開発職がどのようなスケジュールで働いていて、どんな立ち位置にいるかを学ぶことができた。化粧品メーカーとはどのように異なるのか、研究職とは関わる部分が大きく異なることを知ることができたのは自分にとって大きな収穫だった。化粧品に興味がある人によっても人の肌の仕組みを解明するような基礎研究に関わりたいのか、原料の開発や発見をしたいのか、処方を開発することで新たな商品を生み出したいのか、など焦点を置く部分が変わっていると思っている。そのためインターンへの参加を通してTOAではどんな仕事ができるのかを詳しく知れたのは就職活動を進めている上で大きな学びに繋がった。

対面の座談会を開いてもらえる企業は少ない。そのため貴重な機会を存分に活かして気になることは些細な内容でも遠慮なく聞くのが良いと思う。所長のようなキャリアをかなり重ねた社員の方と話せる機会がある為、志望度が高い人は自己PRすることもできるのではないかを感じた。しかし選考に直接つながるかどうかは不明。