Strategy&の夏インターン体験記(コンサルタント)_No.1887

マックの売上向上戦略

全体人数は15人で、1班3人×5グループだった。 講義として会社説明と問題解決、スライドライティングに関するレクチャーがあり、ワークのお題はマックの売上向上戦略であった。 一日目の午前に講義があり、以降三日目の午前までグループワークが続いた。3日目の午後に最終発表と懇親会があった。 配布資料として、自社、競合、市場に関するリサーチデータのファイルが渡された。 各班に担当の社員が付き、一日目にはアウトプットの共有とフィードバックの時間が設けられた。 三日目の発表後にチーム、個人それぞれに対するフィードバックがあった。

一部の学生にジョブ通過連絡と本採用面接の案内がメールで届いた。ジョブまでの評価によって、面接時間にばらつきがあった。

説明会に参加する中で社員の方々の穏やかさに強く共感していて、ジョブに参加してもそうした印象は変わらず続いたから。

人事からメールで個別面談の連絡が届いた。

S&のジョブは参加人数が全ターム合計で30人程度とセカンドティアの戦略ファームの中でも少ないほうであり、選考難易度の高さが参加学生のレベルの高さにつながっていると感じた。一方で、トップティアのファームにすでに内定をもらっている人でS&のジョブを辞退しているような人もいたから。

社員に対しては、クライアントに寄り添って価値提供できるようにするための傾聴力が非常に強い社員の方が多いという印象があった。また、pwcという大きな企業の一部門ということでワークライフバランスの面にも非常に留意しているという印象を受け、S&にもし入社したらワークライフバランスを担保しながら非常に良い働き方ができるのではないかという印象をもった。

戦略ファームで一般的に求められるロジカルシンキングの力に加え、チームメンバーで協力してアウトプットを最大化することに貢献しようとする姿勢をどれだけ持てているかの重要性を学んだ。また、フィードバックの内容を踏まえると、トップティアの戦略ファームで強く求められる仮説思考とは違い、ボトムアップ思考もできることが評価につながることを知った。

S&は戦略ファームの少数精鋭の強みがある一方でpwcの一部門として全社として一気通貫の価値提供ができる強みも持っており、真にクライアントに対して価値を出せるかという観点でファームを選ぶ際にはトップクラスのファームとして名が挙がると思う。選考プロセスにおける特徴として、webテストの倍率が非常に高いこと、筆記ケースがあることという二点の特徴があるので、そこで失敗しないように十分な対策をして臨むべきだと感じる。